aokkyの投稿作品一覧
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#14「転生者」
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アツヤ「なぁ、お前だよな。ここの空間の主は」
目の前に1体、あまりにも巨大な鍵盤のバケモノ。たとえ強力な調律員でも1人で相手することは出来ないだろう。
アツヤ「かかってこいよ… こっちはお前を倒す策が出来てんだよ」
ここから先にこいつをいかせたら、ヤヨイが危ない。...【ミクコレ★歌声の秘密】第14話「転生者」
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#13「崩壊世界」
ミク「パラレルワールド!?」
シャンラン「調律員の応戦が間に合わず崩壊した未来の可能性の1つよ。未来に来ているとはいえ今後の私達の居た次元が必ずしもこうなるとは限らない。こんな空間に召喚するとか、アイツの歌唱エネルギー量どうかしてるわ…」
この校舎の掲示物を見る限り、ここは「四ッ...【ミクコレ★歌声の秘密】第13話「崩壊世界」
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#12「再び相見える因果」
マゴルル支部に戻るや否や、レンは覚えてる限りの事を話し出す。これはもう何年前の話だろうか。
レン「この子、前に俺が単独で地方のライブツアー行った時に宿の近くで遊んであげてた子なんだ。こんな所に来てるなんて…」
リン「そんな事があったのね。でも、元のお家にも返してあげれそう...【ミクコレ★歌声の秘密】第12話「再び相見える因果」
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#11 「奥義・双鏡神楽舞」
周りの物音が吸収され、次第にサランの体からバケモノの肉体が形成され始める。もう人間の体とは言えないくらい恐ろしく残酷な怪物の姿。
ムージン「どうなってる… サラン!!俺が分かるか!?」
リン「ムージンさん、今貴方の声は届いてません。危険ですから離れていて下さい!!」
ム...【ミクコレ★歌声の秘密】
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#10 人の記憶を喰らう病
レン「うぐっ」
警備ロボはレンを檻にぶち込み鍵を掛けた。
ムージン「まあ積もる話は後だ。侵入者を捕らえたらじっくり聞かせてもらうよ」
レン「このやろう…!!」
そしてムージンが戻るのを確認した後に、レンは檻のつくりを確認した。
レン「…これならいつでも壊せるな。だけど、タ...【ミクコレ★歌声の秘密】#10「人の記憶を喰らう病」
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#9 足りない物、それは…
囚われていたレンは、檻から手錠付きのまま出されとある大部屋に呼び出された。そこに、頭に何かの装置を取り付けた男が立っていた。
???「ご苦労、ラボno.27。さて、鏡音レン君。君と少し話をする為にここへ連れてきた」
レン「アンタ、知ってるぞ!過去にAIの開発に大きく貢献し...【ミクコレ★歌声の秘密】#9「足りない物、それは…」
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レン「逃げろ!こっちだ!!」
リン「本当に何なのこのロボット!なんで私達狙われてるの!?」
子供A「お兄ちゃん、こわいよぅ…」
子供B「お家に帰りたいよぅ…」
とある廃屋で悲鳴を上げる子供達を、連れていたリンとレンが逃がそうと出口を探す。
リン「追い払うって訳でもないなら、ここにいる誰かを狙...【ミクコレ★歌声の秘密】#8「謎のプログラム」
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#7 8.31の夜
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昔から俺は疫病神みたいな人だった。
俺は何もしていない。でも、次々と周りの人が不幸になっていった。
そうして月日が流れ、ついに両親に何か災いが起きたのか交通事故で死んでしまった。
その車には俺も乗っていたはずだった。でも、俺は死ななかった。死ねなかった。
…もう嫌だ...【ミクコレ★歌声の秘密】#7「8.31の夜」
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#6 熾天使の旋律
???「さて、自己紹介が遅れました。私、ユーテルダム教会所長のクラムレイツと申します。そしてこちらがユーテルダム総合創設者シャルザン様のご子孫…」
???「シャンランよ。今日はただの見物で来たまでなのに、まさかお客さんが来るとは思いもしなかったわ」
カナタ「僕達は星屑街から来まし...【ミクコレ★歌声の秘密】第6話「熾天使の旋律」
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#5 思い出のカケラ
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クラスメイトA「てかさ、ミクと片城君って付き合ってるの?どうなの?」
唐突な質問に驚き喉を詰まらせるミク。
ミク「そ、そんなわけないよ!!確かに仲良くみえるかもしれないけど友達だからであって…ゴニョゴニョ」
クラスメイトA「ふーん… 怪しい」
クラスメイトB「一つ...【ミクコレ★歌声の秘密】#5「思い出のカケラ」
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#4 動き出す世界
ミク「…遅い。」
昔からそうだった。カナタは、支度するのが遅すぎる。本人曰く心配性だからだというのは分かるが、集合時間の心配もして欲しい所だ。
???「ミク~!大変だよ~!!」
カナタではなくメロピィの声が聞こえてきた。
カナタ「え?カナタに何かあったの!?」
メロピィ「それが…...【ミクコレ★歌声の秘密】#4「動き出す世界」
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#3 開幕…ッ!!
2人はプロデューサーとの話を中断し、八百屋に急ぐ
ミク「八百屋のおじちゃん、無事かな?ハァッ…ハァッ…」
カナタ「あのおっちゃんなら無理して鈍器振り回してるかもなぁ… ハァッ…」
ミク「メロピィ、君は少しの間隠れててね」
メロピィ「分かった、頑張ってね!!」
そして、例のカボチャ...【ミクコレ★歌声の秘密】#3「開幕…ッ!!」
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#2 人類最後の希望
____ッ!!
光ってたのはほんの5、6秒だった。
隕石が衝突して無事でいられるハズがない。
でも…
カナタ「あれ…?」
ミク「生きてる…?」
しかし、この後どう動くか、すぐに分かった。この山の麓で爆発音がしたのだ。
カナタ「!! 街の方がなんか騒がしいな…」
ミク「行ってみよ...【ミクコレ★歌声の秘密】#2「人類最後の希望」
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#1 世界にたった一つの音
ミク「カナタってさ、昔からちっとも歌上手くならないよねぇ」
ミクは嫌味ったらしく話題を振ってくる。
カナタ「知るか、音を作るのに忙しくて歌ってる余裕なんて無いわ。お前さえ歌っていれば充分だろ」
ミク「そうじゃなくて!」
カナタ「…?」
ミク「たまにはハモリの練習でもしたら...【ミクコレ★歌声の秘密】 #1「世界にたった1つの歌声」