とうもと

冷えきった手と頬を
温めてくれますか？
嘘の笑顔で君を導く
あたしの心へ
君は優しく笑う
そしたらあたしの勝ち
君はもうあたしの虜よ
絶対逃がさない
さあさあ瞳を閉じてよ
そしたら唇開いて...

独りぼっちの夜がきた
隣には誰もいない
みんな目を合わせない
みんな僕を恐れるんだ
月の光が牙や体を変えていく
腕を自ら爪で傷つける
痛くなんてない
心の方がずっと
寂しくて震えてる
ただ冷たいまま...

君は楽か苦
どっちを選ぶの？
そりゃ、楽でしょ(笑)
ねえねえ、苦が嫌なの？
そんなに楽がいい？
どうして？なんで？わかんないよ！
右か左、楽か苦か、どっちに足踏み入れる？
これが君の分かれ道さ
ねえ、楽のいいところは？
そりゃ、天国極楽...

世界の最後　あたしと君　残った
世界終わるまで　ずっと一緒にいよう
「好きだよ」
笑顔で言う、君に　
笑って　小さく「あたしも」
君の手　あたしの手、重なる
頬を赤くして、笑い合った
好きなところはどこ？
バカみたいな　質問に
バカみたいに　真剣な君が...

ロヴェリー
君はいまどこに？
ロヴェリー
この声届いてますか？
あたしね
君との時間忘れないよ
宝物だから
雨の日に　君と出会ったんだ
名も、もたない　君だった
目が合った　ブルーの瞳がね...

宝石のような瞳
糸のような細い髪
誰もがそんな彼女に
心を奪われてしまうんだ
だけど　彼女は
ただ何も　言わず　うつむく
ねぇ、わかってよほんとの心を
あたしだって
普通の女の子
見つけだしてよ！...

世界が腐ってるって
本気で言ってんの？
何も得られない？
いつ幸せがくる？
そんなの
ただ待ってるだけじゃくるはずねぇよ！
自分の幸せぐらい
掴んでみろ！
下にいるの？ならさ、上にいる奴を
どん底にたたき落としてみろ...

一度は誰もが望んだ
「パラレルワールドへ」
移動する装置
さぁ、試してみる？
「スタートの合言葉」
それを言うだけだよ
合言葉は何かって？
それは君の本名さ
さぁさぁ行こうじゃないか
君のもう１つの世界に...

ある夏の終わり
不思議な幽霊の少年が
突然現れた
「はじめまして」
「僕と遊んでよ」
突然の言葉で
自然とため息零れた
つまらない夏休み
連れ回される最後
笑顔な君と...

嘘つきでごめんなさい
今まで言えなかったよね
あのね
伝えたいこといっぱいあった
言いたかった
好きだとか愛してるよ
そんなんじゃないんだ
もっと　それ以上なんだ
言葉にできない　キモチなんだよ
ああ　どうやって届くのかな？...

病弱な親友　最後のメッセージ
わたしは　ゆっくり、紙の
文字を目で追った
この手紙が読まれてるとき
わたしは　もうこの世に　いないのかな
喧嘩、した事もあったっけな
でもすぐに、仲直りしてたよね
普通の日常が　すごく楽しくて
笑いが止まらない日々が　とても幸せで
時間が止まれば良いのにって...

この夏にみた不思議な夢
お話しましょう
まずは夏休みの初日の夢
場所は空の上だった
あたしは剣士だったかな
信長、秀吉、家康
3対1で剣術を習ったんだよ
なかなか手強くて
途中ジョギングして休んだりね
信長が肩外したり(驚)...

始まりだした君とのじゃんけん
毎週月曜日のお昼休み
一本勝負　負けたらがジュース一本
いつからか日常になった戦い
いつの間にか学校の恒例行事
有名になったもんだね　うちら2人も
絶対に負けられない戦いだ
さぁさぁさぁ　大きな声で　元気よく
せーの！
盛り上がる歓声...

夏休みが終わり
学校に行く僕
宿題なんてそんなもん
やってられっか
いちいち先生の言う事
そんなの聞いてられっか
僕の学校生活は
誰にも邪魔させない
「後ろから集めてきて」
そんな言葉が僕の耳に入った...