独りぼっちの夜がきた
隣には誰もいない
みんな目を合わせない
みんな僕を恐れるんだ

月の光が牙や体を変えていく
腕を自ら爪で傷つける

痛くなんてない
心の方がずっと
寂しくて震えてる
ただ冷たいまま

抱きしめて欲しい
優しくそっと
誰でもいいから
少しだけでいいから温もり、わけてください

小さい時に聞いた
「人であり狼」だって
誰もが信じる「狼」
誰も信じない「人」だって

視線向けるだけで、みんな怯え
僕は手のひら、そっと広げてみた

なんで?僕は、「人」なんだよ
抱きしめること、だってできる
生まれてこなければよかった?
どれだけ嘆いても叫んでも喚いても
誰にも届かない

溢れ出す涙を
拭ってもらいたくてさ
心の中で叫ぶ
届かない声で

「ここにいるよ」
早く見つけ出して
でもね違う
心が叫ぶ
ずっと届いて 欲しい想い

「愛してください」
これが叶えば
何もいらない
独りじゃない夜も
温もりだって

ただずっと誰かに
愛されたい、小さな願い
僕に意地悪な夜の仲間
月よ叶えて

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

Howling(仮)

LIMさんの曲に合わさせていただきました。応募作品です。
http://piapro.jp/t/pj6Z

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投稿日:2013/09/30 17:44:44

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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