AltoNize

今あなたのこと考えています
優しいあなたの声と真っ直ぐな瞳を
今あなたのこと想っています
儚いあなたと交わした約束のことを
真っ白に咲いた花を見つけては笑う
匂いもその冷たい手も
涙に変えていく・・・
大事なもの全部投げ出しても
あなたの体温（おんど）だけ残っているの
怖い想いも消してくれるからずっ...

平熱　
ここはどこだろう 立ち止まって
空を見上げて ふと思った
あの丸さに 気が付いて
「なんかふしぎ。」 つぶやいた
気持ちは表裏反転の 　あぁ沈んでしまうわ
歩く速度を落とすの　
寒い日の17時（ごじ）のこと
冷たい風が 足を速め黒に溶けていく
淡い模様を じっと眺めながら...

点滅する信号
僕に急げと合図している
釣り合わない希望とか
また僕を置いていくの
明日の僕に期待して
今日の僕にさようなら
あの時手を伸ばしていたら
少しくらい違っていたのかな
「あと一歩で届きそうなんだ」
その言葉を信じて待ってる...

生憎　空は曇っていて
にわか雨も少し降るらしいようだ
起きたばかりのラジオと
置いたまんまの昨日見てた景色
本当の自分を隠せるほど
強くないんだ
灰色空に尋ねてみる
「どうしてあの時泣いていたの？」
堪えた理由教えてよ
幼い僕にはまだわからなくて...

歌詞
冷たい気息の交差点に立つ
誰かの影さえ背負って歩く
怯えてる嘘も
痛みも声も私の指も
全部白く優しく染めて
降り積もる雪は静寂に落ちて
生き急ぐ喧噪にノイズが混じる
戻れない小さな手引けば
私を呼ぶ声...