しい

いつもひとり　誰とも会わずに
何にも変わらず　時間だけ過ぎてゆく
心の傷に　忍び込んだ翳
誰も　気付かずに　離れてく
どうしてなの　涙こぼれ落ちて
生きてる意味も分からず
そんな壊れかけの日から
誰か明日へ連れ出してよ
キッスをここにくれませんか
閉ざされた　心の鍵　解き放してよ...

いい事なんて　なんにもないよと
君はうつむき　泣きながらつぶやく
全ての事から　守ってあげると
僕は強く言った　出来るはずないくせに
きっと会える日がくるんだよね
いつか一緒になれるんだよね
どんな言葉より一度でいい
ぎゅっと　抱きしめて
画面越しに恋した
あなたの横顔に触れたくて...

となりを歩く　あなたの横顔
とても　まぶしく　うつった
この道に　続く場所は
誰も知らぬ　見えない町
重ねた指と指のすきまから
こぼれ落ちた夢のかけら
過ぎてゆく　想いを
脱ぎすてた　素顔の朝
ずっと　そばにいるなんて
いつか思い出に...

ちょっとまって　止まりなさい
約束をしたでしょう
しまったぞって顔をして
立ち止まる　わざとらしさ
いつも　そうなのね
あなたは　口だけよね
もう我慢の限界
許さないわ　絶対
そう　あなたは今
うさぎのぬいぐるみ...

ちょっと待って　違うでしょ
ダメだね　怒ったもん
ちらっと見て笑っても
その手は通じません
いつも　そう　なんで
訳分かんないんだろ
まじ　むかついてるから
許すもんか　絶対
そう　あなたは今　半分以上　食べました
一口だけだよと　言ったのに...