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「ロミオとシンデレラ 外伝その三十一【愛すべきわめき屋へ】後編」の創作に利用した作品
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「うわ……俺だったら撃てねえ」 ああ、クオは射撃、やってるもんね。クオが進学を決めた大学は射撃部があるので、大学に入ったら部活はそれにするって言っている。もっとも、まだ動かない的しか撃ったことがないから、あの状況じゃ撃てないだろう。 トラヴィスが銃を撃つと、二匹は倒れた。まさか……と思ったけど、...
ロミオとシンデレラ 外伝その三十一【愛すべきわめき屋へ】後編
目白皐月
ちょっと解説。 作中で二人が見ている映画『黄色い老犬』(1957年)について補足しておきます。 フレッド・ジプソンという人の同名の小説の映画化です。原作者が製作にも携わったおかげか、ほぼ原作どおりのストーリーラインの映画化です。犬が原作と比べると綺麗すぎ(原作だと古傷だらけ)ですが、これは、動物タレントを使うのですから、仕方ないでしょう。 二人が首を傾げている豚のシーンですが、これ、原作だと説明がちゃんと作中にあるんですが、映画でいきなりここ見ちゃうと多分何やってるのかわからないと思うんですよね。この時代、豚は外で放し飼いにされていました。森のようなところで放し飼いなので、各農家は、豚の耳にそれぞれ、特定の形の刻み目を入れて、どこの家の豚が区別していたんです。子豚が生まれると、まだ母豚と一緒にいてどこの豚なのかわかる前に、しるしをつけなくてはいけません。豚が大きくなって群れを離れても、どこの豚かわかるようにするためです。当時の豚は半分野生なので、これは大変危険な作業でした。イェラーはよく生還できたなと思います。 Youtubeを見ていたら、ファンが作った名場面集みたいなのがありました。http://www.youtube.com/watch?v=p7SnGX_x8is これ、バックに流れる曲は、今人気のアイドル、マイリー・サイラスが歌ってる曲なんですね。こういう、古いものと新しいものの組み合わせって面白いです。