【重音テト】夏雪【オリジナル曲】
花火に恋した雪のうた。
真夏の空に 似合わない白
項垂れながら見えた空に
ふわり、漂う 小さな迷子
「あなたも何か探しに来たの?」
例えばここが知らない場所で
右も左も見えないなら
ここからずっと動けずにいる
私と同じ 溶けてく素顔
世の中が言う「普通」に背き
選んだ何かが まだ私を離してはくれない
「・・・どうして・・・?」
短い夜にはそこに行けなくて
溶けて落ちる雫はまるで涙みたい
叶わないものと知ってるのに
ねぇ、忘れられない誰かが笑いかけてくる
真夏の夜に 鮮やかに咲く
大きな花に思いはせて
出会えないまま消えると知って
空へ落ちてく白い粉雪
叶わないものと知ってるのに
ねぇ、忘れられない誰かが笑いかけてくる
生まれ変われたら 長い夜の空
花の咲かない空へと落ちて
君を待つでしょう