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「踊りませんか、次の駅まで」の創作に利用した作品
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ひところ、暖かい風が吹いた時があった。まだ寒い時期だったから、印象に残っている。 いつもの駅で電車を待つ間、遠くの山を見ると、少しけぶっていた。太陽は柔らかく地面に落ちていた。春を感じるような天気に、柏原は微笑むように目を細めていた。 ベンチに座り、ぽーっとした柏原の横で、僕もぼんやりとしてい...
踊りませんか、次の駅まで
product16
お久しぶりです。 僕の中の永遠の少女・柏原知子と、僕の中の永遠の少年・古藤公義のお話です。 このお話は、くるりの「踊りませんか次の駅まで」を表題としてとっており、彼らが聴くのもこの曲となっております。どうぞ、お手元にこの曲があります方は、それを聴きながら読んでいただけたら幸い。 こう、なんていうか、ハプニングっていうかサプライズっていうか、ま、それを純粋に楽しんじゃえる女の子って、ぐっとくるよね。 鬱々と考えこむよりも、こういうハッピーな子が隣にいてくれたら、前向きに自分の人生楽しめるんじゃないかと。古藤公義もそうあってもらいたいもんです。男にとって女の子って、そういう存在であると思うのです。 難しく考えるなよ?とにかく踊るんだ踊り続けるしかないんだよ(村上春樹だっけ?)。一緒に、踊りませんか?次の街まで。