僕らが生きる世界で
作詞作曲編曲:55号線
歩き出せば見つかるかな
失くした価値も 殺した声も
生きてるだけの僕らも
蜃気楼のように霞んでは消えて
望んでいた場所も
解らないで生きていくんだ
集めた強い言葉では
僕の感情は脆すぎて
閉じた瞳に誘われて
ありふれた僕の言葉でも
重ねたらきっと強くなれる
感情に乗せて放て
僕の為に出したこの音が
続くこの世界に響くなら
もう少し続けたくて
凍りつく世界に灯火を
瑠璃色の空に一つの欠片を
変わりもしないこの世界で
君が選んだその未来で
僕の声が紡ぐ言葉が
いつか光になれるかな
塞ぎ込んだ過去が頬を伝って
繋いでいく旋律
僕らはきっと歩けるんだ
並ぶ街灯 すれ違った
微かな風に揺れて
ふと鮮やかな色を映しだした
僕にはきっとこれしかないから
進むよ 僕が選ぶこの世界で
君の為に出したこの音が
いつかあの空を染めるなら
もう少し続けなくちゃ
君の為に描いたこの唄は
いつまでも揺らいで
君のそばで
僕らが生きる世界で
僕の為に描いたこの唄が
誰かの世界で響くなら
もう少し続けたくて
凍りつく世界に灯火を
瑠璃色の空に一つの欠片を
変わりもしないこの世界で