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「ハルジオン23 【小説版 悪ノ娘・白ノ娘】」の創作に利用した作品

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第六章 遊覧会 パート7
 細波の声と、木々を揺らす風の音だけが耳を打つ。周囲に人はいない。いるのは一人、カイト王だけであった。闇夜の為に湖畔を見通すことは出来なかったが、湖に映る月明かりを見ながら暫くの間カイト王は余った時間を過ごすことにしたのである。そろそろ、ミク女王が来てもおかしくない時間では...

ハルジオン23 【小説版 悪ノ娘・白ノ娘】

レイジ

レイジ

みのり「ということで続いて第二十三弾です。」
満「黒い話になったな。」
みのり「どうしてもこのシーンは必要だから、仕方ないのだけど、カイトはなぜあんな事を言ったのかしら。」
満「昔は政略結婚が横行していたからな。結婚=同盟という意味だったから、恋愛感情なんて無視した結婚だらけだったんだよ。」
みのり「カイトはそれに反発したのね。」
満「ああ。それから、一応カイトをフォローしておくと、カイトがミクに力説した優秀な統治者が統治をすべき云々の話は独裁政治を合理化する手段としてよくつかわれる言葉だ。ただ、カイトは純粋にそう考えている様子だけど。」
みのり「でも、独裁は良くないと思う。」
満「レイジもそう考えているけど、今の日本の政治状況を見るとな。」
みのり「確かに酷いけど。」
満「それでもなお、というメッセージが今後展開する。ま、続きを楽しみにしてくれ。」
みのり「ここからは悲惨な話しか出てこないけど、お付き合い頂ければ幸いです。今日も朝早いし、何本か投稿出来ると思います。それでは☆」