作品一覧
その他
オンガク
創作ツリーとは?
親作品(0)
「あと少し(ニコニコUP済み)」の創作に利用した作品
親作品は登録されていません
AB×2 不治の病 知った日に 塞ぐ僕に 君言った 今は生命あるじゃない 私 ずっと大好きよ 何がそれを証すんだ 君に何がわかるんだ 僕は 君を傷つけた だけど君は傍にいた 今を生きることだけを...
あと少し(ニコニコUP済み)
千魔猫アリス(アリス@ココロナ)
http://piapro.jp/t/siAm ←曲作っていただきました!素敵です☆ 主人公:姿的にはボーカロイドの鏡音レン(蒼=あお) レンの恋人:姿的には初音ミク(桜=さくら) ☆蒼の絶望、桜の想いやり、蒼の苛立ち、桜の愛、桜の喜び、桜の涙、蒼の感謝。 これらを含んだイメージで作っていただけると幸いです。 蒼が交通事故で両親を亡くした日、遺言にあったのは、 蒼の不知の病を告げる言葉だった。 駆けつけた恋人・桜は言った。 「今は生命あるじゃない」 「私、ずっと大好きよ」と。 桜の優しい言葉は、 蒼をより深い闇へ落とす。 蒼は桜を傷つける言葉を投げた。 何度も何度も。 けれど桜は、それでも蒼の傍に居た。 そして、何があっても蒼を責めなかった。 「今を生きることだけを」 「貴方自身、大切に」 「私、想うだけだから」 「返らなくていいんだよ」 桜の一途な想いに、蒼は少し泣いて笑った。 「私、貴方を忘れない」 「ずっと一緒に生きてゆく」 「ここにいるのよ、分身が」 「だから、私は生きられる」 そう、桜のお腹の中には蒼の子供がいた。 それから蒼は変わる。 触れたい、未来が欲しい、生きたい、我が子を胸に抱きたい。と。 蒼の最期の日、桜は別室で頑張って子を産んだ。 そして、桜は出産の喜びの涙を、 蒼はそんな傍ら、喜びと哀しみの涙を流した。 なぜなら、蒼にはもう我が子を抱く力がなかったから。 それを見た桜は、初めて蒼の前で哀しみの涙を流した。 その涙こそが、蒼の望んだ答えだった。 「今まで(泣かない強い人だと誤解して傷つけて)ごめん」 「(奇跡を)ありがとう」