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「[小説]君に傘を、俺に君を 後篇[ぽルカ] 」の創作に利用した作品

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「…それで?」
「え?」
「…そろそろ帰った方がいいんじゃないか?」
あれから、半刻が過ぎた。彼女は手持無沙汰にコーヒーを啜りながら、降りしきる雨を、俺の後ろの窓から眺めている。
外はとっくに夕闇が支配している。さらに、もうすぐ夕食時。
もういい加減、帰りたいんだが、と思いながら、ややボーっとしてい...

[小説]君に傘を、俺に君を 後篇[ぽルカ]

奈月

奈月

無力P様の楽曲「Brella(http://www.nicovideo.jp/watch/sm11376732)」から。

「君に傘を、俺に君を 前篇」はこちらからどうぞ
→http://piapro.jp/t/50tG



後篇、おまたせしました。約…一年ぶりとか、ホントふざけてるとしか思えませんよね。。本当に申し訳ございませんです、はい……m(_ _)m

この小説は無力P様の作りだす音と、ゐつ様の紡がれる言葉の両方を大事にしながら書きました。雨と傘とどこか漂う哀愁と…。いい雰囲気の曲ですよね、大好きです!

小説についてですが、
とりあえずうちのがっくんが俺様、何様、殿様な性格だったので、彼が女性を愛おしく思う瞬間とはどんな時だろうと考えに考えた結果、あぁなりました。女の涙はやっぱり女性にとって武器なんだぜ(笑)
あんな性格の男を書くのは初の試みだったので(普段はもっと掴みどころのない男性を書いてます、その方が得意なんで)、大変難産でした^^;
ちなみにルカさんがこの話の時点で情緒不安定ぎみなので、2人の会話は微妙にちぐはぐにしてあります。無論、わざとです。

さて、私が一番心配してるのは、奈月家のがっくんが人様に受け入れられるかどうかなんですが……、うーんどうなんだろ…?(汗)

2011.10.17 タイトルを変更しました。内容も少し手を加えました。