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「聞こえるかい?」オルガンは歌いました どうせ君には 聞こえない届かない もうあの時のように 上手く歌えないんだ 楽しかったあの頃には 戻れない もう誰もぼくのことを 必要としない それでいい あと少しだけ歌わせて (Only to you) 君だけに歌おう 最期の時まで 音なんて出やしない それで...
Sound
詩
君の誕生日にプレゼントされた小さなオルガン。 オルガンなんて弾けなかった、でも君は楽しそうにぼくを弾いていたね。 時が経つにつれ 君は大人になった。 歳をとるごとに君はぼくを弾かなくなった。 でもぼくは君が来るのを待っていた。 あれから10年、物置の中で埃まみれになったオルガンは来週捨てられることになりました。 良いんだ、それで あの時のようにはもう 上手く歌えないから オルガンは歌い続けました。 最期まで、ただ君のために そして、その時がやってきました。 「ねぇ、ずっと言おうと思ってたんだ。 何年も君は大好きと言っていたくせに、あの曲の旋律、ドじゃなくて多分#ドだよ」 さて、時間だ いっぱい歌って疲れちゃった。 ありがとう、さようなら おやすみ 「埃まみれのオルガンのお話」