ブクマつながり
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「幼罪謝行」
小さな君 閉じ込め
胸を抉る記憶
幾ら経てど忘れ得ぬ
二人で罪を謝そう
金木犀と黄金の穂
初雪降ったら色褪せて
さんさん太陽どこへやら
しあわせどんより色褪せて
愛は 増え...幼罪謝行
G9Fried GRM
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ひとつだけだ、と指をさして
目を隠した童話のようだ
継ぎ接ぐ君を 夢に魅てる
あの空に飛んでいけば
散りばめられた夜に触れて
その虹すら恋したそうで
捧げた色と滲むネオン
傷痕がかすか揺れた
口唇かすめた視線
誰かに遮られては...アフロディーテの哲学
ziu
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自転車とびおり
駆けだす午後2時
猫 目配せ じゃあね
逆光 ジーンズの裾すかして
おととい、君の声
思い出すのも最後
あぁ、シルエットライオット
いま見渡す僕らの町で
(ここで) 眺めた日常が
(すき) 誰かが 鮮やかだった...◎ シルエットライオット
かなき
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たとえば もしもね 私が無人島に流れ着いたら
その島の 小さな花に 貴方の名前をつけてね
毎日呼ぶよ 毎日呼ぶよ
今日はね いいこと あったんだよ
綺麗なお水の流れる川を見つけたの
君にもくんできてあげたんだ
たくさんのんでね たくさんのんでね
波は静かに何かを運んでくるし
太陽はいつもあたたかいし...いつかの話
エラ
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落日の丘 君の肩越しに
見晴らす街の ありふれた日々が
やけに滲んで 胸に押し寄せる
それは薄闇に似た 予感を告げて
穏やかな夕べに捧ぐ祈りに
変わらぬ明日を願う
切なる声を誰が聞こう
金色の火よ 世界を染め雪崩れゆく刹那の時よ 去りゆくな
銃火の音は未だ届かず 災いの時は未だ遠く
やがては至る轟き...【曲募集歌詞】 黄昏神話 【ご自由にお使いください】
azur@低空飛行中
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濡れ縁から庭を見下ろす。
未だ冷たい風に嬲られ、灰桜色の花びらが舞い落ちては濃い闇に解けてゆく。
一振りの枝を生ける彼女を側で見守り、笑い合ったのは毎年のこと。
春の日差しの中でも、宵闇の中でも、膨らんだ蕾が枝を染めた頃も、咲き始めも、散る間際も、この桜はいつだって綺麗だった。
しかし彼女がこの家の...青い恋 裏設定的SS
壱號 ‐いちこ‐
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1
あの春 一枝の朱鷺(とき)
頬染めて微か 微笑んだ貴女に
出逢った事を後悔出来たなら
或いは 貴女を苦しめたり等しなかったやも
知れぬのに
何をや思ふと 問はるれば
貴女様の倖せをばと
詞で弌つで 通ずる事さへも
只愛(かな)しき恋情でした...青い恋
壱號 ‐いちこ‐
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気付いた不透明 色盲噛みしめて
とびきり鮮やかだ
くらり、くらり眩暈がするの
両手の純粋を 手向けて大人になった
苦いのお似合いね
触れて揺れて騙されたの
我が儘な呼吸抑え込んで
トクベツだってくだらない
ひとつふたつ落ちる
ろくでもないノスタルヂア、さ...マラスキーノ・チェリーの口づけ
ziu
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この罪に塗れた世界で
一体どれだけの者を救える
神さえ堕とされた世で
一体どれだけの者を護れる
弱者から喰われていく
それがこの世の理で
全部を隠して欺いて
それでも世界は廻ってる
Blind justice
全ての弱者に救いの手を...Blind justice
七猫
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目を覚ませ 歌声は 永久
響いては また 罅割れて
幻想は 閉ざされた空
暗闇を掻き消す光
まだ黒く滲む 体の中では
淡く色づく血 形づいてゆく
ここは新しい世界の始まり
残されたひとり 夢の物語
流れ流された答え 私の声は変わらず
あなたが忘れた空で輝く...Voice in the Dark
さはら
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心破れて歩いてく
夕焼け色の坂道で
無邪気に風と遊んでる
たんぽぽの花たちを見た
花びらのひとつひとつが
精一杯陽(ひ)を受け止めて
黄色い光の笑顔で
風の囁きに歌ってた
微笑みあげる
勇気をあげる...たんぽぽがくれたもの
petnoka
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ある日 突然 手に入れたの
愛しい 彼に 近づく チャンス
私 見つけた 『攻略本』
これなら もしや 私も… きっと!
攻略ルート 頭に入れた
お次は 実践… やってやろうじゃない!
私 レベルは 足りてるの?
さっさと 教えてよ 攻略本!
なによ まだなの? どうしてよ!
強いの どこなのよ 攻...攻略本
ダラリ
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その1
「これ以上ミクが金儲けの道具になるくらいなら、もう滅ぼしてしまったほうがいい。伸びてる動画を荒らして徹底的に削除依頼だ!有名Pを叩いてミクを守れ!」というロビー活動
その2
プロ化するボカロP。ボカロPがプロのミュージシャンになるのではなく、
「プロのボカロP」が出始める。
業務内容は新ボカ...さようならボーカロイド
ざにお
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かすかに響いた歌 闇夜に融け消え行く
聞こえるか 消え失われ行く 時の声が
羽ばたく鳥に尋ね 行方知れずの雲よ
聞こえるか 忘れられた風の歌 呼ぶ声
地を這い見上げる 空の無情な青さに
無限の時 思い知る
無邪気に歌い 続けた日々は帰らない
永久(とわ)に もう
キミが私にくれた ココロ抱きしめ歌う...永久歌 (とわうた) 【採用されました】
ひなぁ
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かすか振りまいた微笑と
ほのか薫るのは秘密
揺らぐあなたを追って
飛びこんでしまえたら
はるか消えかけてあまたと
いつか溶けだして染まる
熟れたこころを縫って
桃の花にしてしまえ
黒を結い上げて
差し出したきらめき...糸遊。
ziu
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宵闇降り立ちて この日を包む
小暗き無間を裂け天狼星
土には篝の火 囲めや囲め
七回回れば すべて虚言
熱い頬冷めた指 娘は待つ
誰かの手のひらとそのぬくもりを
宵待ち時を知り 蕾は開く
一夜の盛りを 逃さぬように
日々に錆びた螺子は 燃やし融かして
思いのままの夢に酔い痴れるまで...花祭り 宵祭り
さささ
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1.序
届いたのは一通のカーキ色の招待状と手提げのランタン
オレンジ色の蝋封に押されたハロウィンカボチャのスマイル。
表書きは装飾文字が一行だけ。
「A HAPPY HELWEEN!」
ハロウィンパーティの招待状だ。
HELWEEN NIGHT[ゲームブック風読み物]
愉快犯
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直感れいてんしぃ
感じ取って欲しいの、あなたには
直感れいてんしぃ
私の考えていること
直感れいてんしぃ
あなただからこそ
直感れいてんしぃ
直感で繋がってたい、衝撃特価のMIDIケーブルで
楽譜を読んだフリ
覚えるの無理無理無理...直感れいてんしぃ
ちゃぁ