ブクマつながり
-
雨降りの街に佇む
薄暗くなっていくどしゃ降りの寂れた街
ノイズだらけの記憶 内側から僕を蝕む
涙で滲んだ両手は震えてる
描いた夢を追いかけてたあの日にはもう戻れないの?
歌うことを忘れて笑顔さえも消えた
雨音だけが響くこの街でただ下を向いて立ってる
フェードアウトしていく曇った二枚のレンズ
これで終...雨降りの街に佇む歌詞
Eight
-
あんたら腹が減ったら
飴を舐めりゃいいよ
砕かないように舐めな
色が変わるやつだから
遠くの街で暴動さ
この飴一つで戦争さ
あたしゃ関係ないけれど
酷い話だね
先回り 電柱の陰で 強請るのは紙芝居
ほら 空から空の包み紙 大盛況...良い色の飴
ロレロ
-
鳴覚
ふらふらと迷い込んだ独りきり投影の夢
しとしとと少しずつ強くなる感情の雨
疑惑の街に放り出されて猜疑の目に晒されても
墜ちる西陽を背に向けた滲む君の名を呼んだよ
抉るさよならの合言葉
戸惑う回路がボリュームを下げては
混迷に深く落ちて行くよ 意識だけ連れて
夕立の輪郭と鮮明になりゆく音像つまり...鳴覚歌詞
Eight
-
終末の曇天
猜疑 分かんないよ君の嘘さえ
連鎖 こなすんだ決められた動作
甘美 誘ってんだわき目振りつつ
深化 潜っていく意識の底に
絡まる心をもう一度絡めて
卑下しかできない天邪鬼
暗闇が溶け出した曇天に叫び声は虚しく消えてくよラッタッタ 消えていくよ
積み重ねてきた残骸は音を立てて崩れて燃...終末の曇天歌詞
Eight
-
焼身証明
消えてしまっても構わないけど
僕のことは忘れないでよ
「落胆と憂さ晴らし」無意識にアリバイを必死に探している
「さよなら」炉心の怒りで無意味に歪曲したその色眼鏡で
ほら、幼気なワンダーランドどれだけ覗いてみても
濁る泥水の堤防じゃ霞んで前が見えないよ
消えてしまっても構わないけど
僕のこと...焼身証明歌詞
Eight
-
猿夢
地獄行き列車 告げられる悪夢
迫り来る惨劇から滲み出した現実感に
自覚したカウントダウン
血なまぐさい夢から逃げるように目を覚ます
無機質な声 無人駅 脈絡も何も無く
不可解と知りつつ好奇心は脈を打つ
非現実を盾に自分から足を踏み入れた
未曾有の怪奇は「幻」それだけの事
忘却しきった嘘のような...猿夢歌詞
Eight
-
コバルトブルーを叩き潰したような笑みで
地上を這う人間の煩悩を全部詰め込んだような
蜷局が渦巻いた君と僕の狭間で
ぐらり揺れる太陽光、奇怪をどう解こうか
水分が足りないと訴えている頭ん中で
ランルラリラいびつに拉げた顔で見ないで
深い深い青の飛び散る様
ランルラリラ鼓膜を震わす君の戯言
淡い世界を染...コバルトブルーを叩き潰したような笑みで歌詞
Eight
-
天使マディと最終電車
哀悼の網膜にまだ焼きついている光は静かに傷口を抉るナイフのようで
曖昧な刃先の酷く品がない言葉に、いつだって僕はそいつに怯えてきたんだ
賽の目は大体一ばかり、ろくに楽しめちゃいないけど概ね幸せさ
最愛の君がいなくても僕は生きていけるし何事もないかのように世界は回り続けるよ
最終...天使マディと最終電車歌詞
Eight
-
「なんでなの」
ああ僕なんて居んのか居ないのかすら
わかんないそんな存在なんだよ そんなんなんです
ああ僕なんて要んのか要んないかすら
わかるかい?答えは言わないでくれよ 欲しくもないよ
おーいえ 会うときは
毎回いっつも僕ん家ばかりで
おーいえ いったいさ
何を隠しているんかい
おーいえ 知ってる...なんでなの
想太
-
狼狽える心臓と群青市街に鳴り散らかすサイレンが酷く煩かった
今日見た夢、プラスチック製の僕の臓物
横目には八つ裂きのボロ烏
掃いて捨てる気持ちの悪い生命なら
初めから居なければいいのにと零す
脈を打つ群青色に気圧されて泣きそうでも
目を開けて全て見据えるよ
サイレンは鳴る「嘘ばっかり喚くんだな」
心...狼狽える心臓と群青市街に鳴り散らかすサイレンが酷く煩かった歌詞
Eight
-
最憂間で君は
簡単な言葉で切り取った未来も既に砕けて
憂悶の海に沈み込んだ破材とこの身体
永遠の僕を見つけ出してよ
穴の空いた肺では息もできなくて
明快な言葉を飲み込んで濁した語尾はぼやけて
最憂の空間でぽつり咳を一つする
永遠の僕を見つけ出してよ
潰された瞳じゃ何も見えなくて
永遠にここで咽び泣い...最憂間で君は歌詞
Eight