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昔々あるところにとても貧しい家に美しい少女がおりました
彼女の名はインゲルしかし彼女はうわべばかり気にする虚栄心の持ち主だったのです
「『美しいが貧しい家に見合った貧しい心の娘』と私の事を人は言うわ
でも心が貧しくてどこがいけないの?心なんて人には見えやしない
でもここにいるときっと私は錆ついてダメ...インゲル
三日月
灯火
銀の雪花がひらひら
夜の街角に舞い落ちて
独りその様を仰ぎ見るは売子の少女
すさぶ北風に晒され
体も心も凍てついて
痛む指先で温もり求め炎灯す
小さな光 浮かぶ幻
まやかしなれど少女の寄る辺
夢の中でしか夢を見れぬ者よ...灯火
blacksun
(ムコウはどんなところなんだろうね・・・)
寒い寒い 真冬の季節
白い雪が ちらつく季節
暗い路地で 一人の少女が
小さな光を 売っていた
(マッチは・・・マッチはいりませんか?)
道行く人は 気にも止めず
気遣う人は 足も止めず
それでも少女は 売り続けた
小さな光を 売り続けた...マッチ売りの少女(VOCALOID)
りゅー