タグ：ボカデュオ２０２４

開けた眼が 空を見た
ぼかされた 最後のカットが
開けた眼が ぼくを見た
問いかけた 最後の葛藤が
砂漠の中 ぼくは歩く
庇って「あなたは悪くはないよ」と。
冷えた砂を 心臓にかける
夢現な壇上を舞う
大切なものを 台無しに崩したこの手は
欠片を集めて継ぎ接ぎの城を繕う...

今宵も夜の箱庭に
迷いこんだお客様が一人　
では
私が夢の世界へ
ご案内いたしましょう
この世界は誰も貴方を
邪魔するものはおりません
今は嫌なこと全部忘れて　
踊り明かしましょう
「さぁ」...

僕は君を待った
誰も来るわけないのに
空は、高く
風が頬を撫でて
夏の匂い運んだ
鳥が、飛んだ
下駄箱の靴
誰も居ない筈なのに
気配、探す
空の藍は深く...

遠く感じる月詩
光の先、夢のよう
現世に舞う生命の赫　今…
消える　消える　明日の音
君と誓った今日も
運命だとしても　心が抗う
重なるはずの恋　泣いてる
産まれた意味を知った
気づかせてくれたんだ
触れない君の面影に手を伸ばす...

君の　君の　そばにいたい
ずっと　ずっと　好きでいたい
たとえセカイが壊れても
君に会いに行こう
同じようで違う色
生命の鼓動が　痕が　触れなくなる
噛み合わない過去と現在との狭間で
未来を探している
“思い出”にはしたくないよ
「ねえ、聞こえていますか？」...