タグ：初雪

初雪を手のひらにのせたら
瞬きのあいまにとけてしまい
君に教えてもらったジンクス
夢みたいにさようなら
振り向けば並ぶ足跡のまぼろし
願い事は風花みたい軽く舞う
すりぬける　すきとおる
優しさの記憶は
（ほんとうですか）
目を閉じた向こうに映る君は...

Aメロ
目覚めた流砂に沈む身体
息は錆びたように
冷たく舞う砂を含む
雪が瞳から零れ落ちる
Bメロ
永い夢を見ていた
騙して望まれて欺いて
堕ちて焼かれて棄てられて
眺めた色は自由を表した...

イントロ
淑やかに降る雪が
淡い藍に染められていく
ブルーベリースノー
Aメロ
澄みきった空色から
刹那さに似た冷たさ
白い吐息
Bメロ
冬の暖かい眼差し...

真夏の君に積もる初雪
綺麗だったから目を閉じたんだ
白い病棟　窓に座る影を見た
病弱な君の癖
真夏の空　見上げてる嫌いな日々に
手を振る君　雪のような
夏風邪を引いたような
真冬の君を追った夕焼け
今風が吹いて髪が靡いた
あの頃のような柔い初雪...

01-SNOW
枯葉舞い落ちて　風が冷たくて　少し切なくて　空が高くって
あとすこし　もうすこし　そしたら会いに行くよ
あとすこし　もうすこし　その日がまた来るよ
手のひらを　差し出して　手袋も　忘れないで
夜空から　この歌を　あなたに　届けに行くから
息が白くって　指が冷たくて　少し忙（せわ）しく...

花が散った後の季節
冬を知らせる冷たい初雪
雪が降る度思い出す
今の私は過去ばかり見つめて
なぜか涙が零れ落ちる
せめて寂しくないように、私がここにいてあげる
これは私が流していない
きっと初雪の涙
だれにも消えてほしくない
孤独は寂しすぎた...