真夏の君に積もる初雪
綺麗だったから目を閉じたんだ

白い病棟 窓に座る影を見た
病弱な君の癖
真夏の空 見上げてる嫌いな日々に
手を振る君 雪のような
夏風邪を引いたような

真冬の君を追った夕焼け
今風が吹いて髪が靡いた
あの頃のような柔い初雪
二人で聴いてたいつかの唄


暗い表情 椅子に座る影を見た
つまりは雨の予報
真夏の雨に呑み込まれてしまう前に
今年最後の風物詩
唄声を聴いたような

真夏の君に積もる初雪
綺麗だったから目を閉じたんだ
もうこれが記憶の笑顔なんだと
少し早いけど初雪は夏

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

初雪は夏

病弱な君に見せてやりたかった初雪
僕の力で降らせ 初雪は夏

ビーノさんの歌詞募集に書かせていただきました。

靡いた(なびいた)
柔い(やわい)
呑み(のみ)

閲覧数:195

投稿日:2016/06/04 23:10:32

文字数:252文字

カテゴリ:歌詞

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