タグ:夕歌ユウマ
4件
銀扇草の香りが いとけない日を偲ばせ
剣戟の音に迷いを 与えた腕がぐらつく
護るべき人のため 河の両岸に
分かたれし宿命なら あらがえぬと知れども
ともに語った夢は 今でも覚えている
おまえより強くなると誓い 重ねた手の熱さえ
正面で交差する 抜き身の刃が
もう二度と戻らない 憧憬を切り裂いた
視界...銀扇草
七色鳥
静寂をまとう坂 言問わぬ杉木立
山際にたちのぼる 朝もやを噛んだ風
さびしい鳥居 くぐればよみがえる
あなたを見送った おととしの神無月
あかいあかい花緒が切れた 追いかけられない背中
きっと帰ると指切りした 小指に残るぬくもり
黄昏に肩たたく あやかしのいたずらに
振り返りさがしては からすにもか...花緒
七色鳥
Ah… 朝に咲いた Your lies
正に醒めぬ Day dream
君が歌う My words
正に醒めぬ "愛 Fear"
あぁ、抱きしめれば無言の君に
僕の譜(ウタ)を与えて
その声を染めて
Ah… 僕を映す Your eyes
愛が冷める Day break
嘘を吐いた Your word...白昼夢
杜琴乃
ボクラの正義とは
歪曲(わいきょく)を矯(ただ)して、ミサイルに願って
蒼穹(そうきゅう)に傷跡を
どうしてボクラは生まれた場所を
舞台に斜め上へ飛び立てるのだ?
暴走した世界は
地平線を裂いて、孤立して笑った
今日こそは掴み取れ
それでもボクラは「青い」と言うのか?
足元に咲いた言葉は誰の胸を穿(...45°の鋭角
靴屋 結