ボクラの正義とは
歪曲(わいきょく)を矯(ただ)して、ミサイルに願って
蒼穹(そうきゅう)に傷跡を
どうしてボクラは生まれた場所を
舞台に斜め上へ飛び立てるのだ?
暴走した世界は
地平線を裂いて、孤立して笑った
今日こそは掴み取れ
それでもボクラは「青い」と言うのか?
足元に咲いた言葉は誰の胸を穿(うが)つ種火になる?
焼ける世界を背に生きたい惑星(ほし)が
彩点(いろづ)いた空を無闇に投げた
透明な空に戦闘機が花火のように咲く
命の鼓舞
「空想の世界ならいいな」って笑っていたあの頃はもうないよ
ボクラは鋭角の中
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