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20件
瞳閉じれば
甦る世界
映りこんだ色は?
未来(ゆめ)を憂いた
現実(いま)を嘆いた
花は焦がれた
無彩色(モノクロ)を纏い
愛を喜び
季節(とき)に揺らいだ
花は色付き...Colorless
優羽姫
S
「好き」という言葉 言わせたくて
駆け引きする2人
あいつに先に言わせたいんだ
今日も零(こぼ)れない「好き」を探してる
A
恋人同士の意地とプライド
言葉の裏でGAME(ゲーム)
お互いの性格(こと)わかっていても
あいつの口から聞きたいじゃん「好き」を...LOVERS♡GAME
優羽姫
誘(いざな)う瞳に灯る
清(さや)けしサファイア(蒼(あお))
囚(と)らうはヒト揺れの燈火(ともしび)と
影は隠す
静寂憂う表情(かんばせ)
熱は秘(ひそ)か
仰ぎて扇(せん)に委ねて舞いし
心の惹かるるまま恋情と
浮かせる微熱
顕るルビー(紅(あか))の瞬きと...彩愛-ayame-
優羽姫
暮れる宵の彩(いろ)に
染まる雲霞(くもかすみ)
揺らぐ空の端に
影落とす沈黙
灯(とも)る燈(あかり)一つ
風前に踊り
映す部屋に一人
静かに息づいて
忘るるかと浮かぶ笑み
憂い振り切れず...夢の鏡
優羽姫
A
彩(いろ)失す廃郷 錆びれた悲鳴
崩れ落ちていく 街の残骸
普遍に彩る 一巻(ひとまき)の書に
綴られ続ける 虚ろいの時
B
詠人(よみびと)なぞ在らず
読み人なぞ居らず
活きづく命など
それが限りと...忘却史書ケレス
優羽姫
A
流れていく時間
流されるのは僕
口をついて出た
心のない言葉たち
B
もう自分でも
わからないくらい
僕は嘘だらけ
嘘で固まっていたんだ...いつかこの嘘が
優羽姫
夕月(ゆうづき) 浮かび上がる
人影 波に揺れる
水鏡(すいきょう) 闇がとけて
足跡 砂に続く
揺らめく感情の波に飲まれ
心が悲鳴あげる
近くて遠くて誰にも触れられない
泡沫(うたかた)の恋
またひとつ波紋が彩(あや)どるこの水面(みなも)に
映ったものは?...ウタカタ
優羽姫
A
トントントンってノックの音がして
ドアを開けたらドラキュラさんと
おめかししたみんなが口を揃える
『お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞ☆』
B
手を差し出したのはフランケン
厳つい顔して笑ってる
「支度をしておいで 待ってるから」
S...Happy☆Happy☆Halloween
優羽姫
A
2人で並んで歩く見慣れた景色
みんなにはいつもと何も変わらず映る
昨日と違うとか気づく人もいないでしょ?
ねぇだからそんな顔やめて笑顔見せてよ
B
涙と一緒に君への思い置いてきたから
S
「さよなら、またね」笑顔で手を振るよ
君の姿見えなくなるまで...笑顔でバイバイ
優羽姫
A
娯楽に走った情報に
骨の髄まで染まった純真乙女
夢か現かぐらい見分けようか
現実とかいう奴に蹴落とされる前に
B
「大丈夫?」なんて
ガラにもなく心配するわ
だってびっくりよ
ここまで世間知らずだなんて...恋愛リアルトラスター
優羽姫
A
ふわり…
漂う残り香
はらり…
舞い散るひとひら
B
次から次へと
舞い散るように
空を揺らす
そっとそっと…...碧(あお)
優羽姫
A
いつの頃からだろう
こんなにも懐かしく思えるのは
故郷(あのまち)を出てからね
長い月日が流れていたの
B
ようやく気づいた
時間の流れに今
小さく呟いた
「帰ってみようかな」...故郷(あのまち)で
優羽姫
S
冬と春の間(あわい)の季節
巡り来たる奇跡
桜天花(さくらてんか)舞い散り見ゆる
そこは夢の桃源郷(とうげんきょう)
A
幼い頃に夢見たのは
幸せな2人の未来
何も知らずに交わしたのは
たどたどしく紡ぐ約束事...桜天花
優羽姫
A
あなたが私に
手紙をくれるようになった
あの頃からずっとずっと
大切な宝物
B
いつの間にか
机の引き出しは
あなたからの手紙で
埋め尽くされてた...手紙-2人の証-
優羽姫
A
凍えていた
寒い中1人君は
震えていた
泣きそうになりながら
B
淋しい闇の中
1人耳を塞いで
すべてを振り払った
僕に気づきもしないで...Lady dans le sablier
優羽姫
扇を片手に舞う姿浮かぶ月夜に
静かに祈りの舞舞うは1人巫(かんなぎ)
月の光薄く照らすそこは神域
神に捧ぐ心さえも…
遥かな時代(とき)からただ継ぐの祈りひたす ら
かつて舞った者は何を思い祈った?
神に捧ぐ心すべて…
あぁ今日もまたただ祈るの永遠(とわ)に舞う わこの命尽きるまで...久遠神楽
優羽姫
つまらない毎日
退屈だって
叫びたくなるの
ねぇ あなたもでしょ?
まわりにある柵(しがらみ)なんて
振り払ってしまえばいい
ノイズだって音楽にかえて
ステージにあがれ
さあ 歌え 踊れ 騒ぐんだ
あたしの歌を、声を聴け...I get you
優羽姫
朧気に 浮かぶ 月が 僕の頬 一筋の涙ほろり零れ落ちた
誰もいないこの丘で 君は静かに眠ってる
僕はただ 君の安らぎを祈ってる
月の見える丘で 僕らめぐり逢い
言葉交わしたことも懐かしい日々となりて今はもう
狂おしい 思い出
朧気に 浮かぶ 君のことを 思い出す たった1人の大切な愛しい人
2人で過...月のくれた…
優羽姫
艶(あで)やかに 舞う言葉 儚く散る 残像
花吹雪 降り止まず 僕の体 埋めてく
青く 白い 光 放つ 月に そっと 浮かぶ 桜の木
花と なりて 言葉 たちは 僕を 埋めてく(あぁ)
古の 時代より 秘かに 語られるは
言の葉を花へと 変える力 持つ桜の木
常しえに 祈り継ぐ 楽園 今も続き
不可...祈るは桜、降るは言霊
優羽姫
最近よく夢に出てくるのは誰?
いつも私を呼んでいる優しい声
わからないほどのね、ささやく声がほら
だんだん近づいてた 今はもうそこに
月に帰ろうよ 君は姫君 月の姫君
空に輝く月の世界
そう
あなたの住む世界は月の世界よ、地球(ここ)じゃない
人でなく、月の住人(ひと)
翁(おきな)と嫗(おうな)に...人でなくなる私
優羽姫