タグ：百合

絹の帳の向こう
捧ぐ身体は白雪の様
色彩の毛織羽織る貴女
美し麗し瞳甘く濡れ
嗚呼小鳥のやう
小さく啼いては抗う腕
栗ノ花咲き誇りませう
私は貴女に焦がれる身
真つ赤な唇寄せるは 愛玩の髪
繰り結いなぞらふ指先は...

　こっそりと、扉の隙間から見えた、雑音の姿。
　それを見た瞬間、思わずドキッとして、声が出そうになった。　
　今も、その雑音を見ているうちに、胸の高鳴りが早くなっていくのが分かる。
　あれって、もしかして・・・・・・。
　雑音は床に座り込んで、白い布のようなものに、顔をすり寄せている。
　あれって、...

　「・・・・・・雑音・・・・・・・・・・・・。」
　目の前で涙を流す雑音に、どんな声をかけたらいいか。　
　それで迷っている。
　なんて・・・・・・なんて言えば・・・・・・。
　雑音は、必死に涙をこらえながら、あたしに何か言おうとした。
　「ネル・・・・・・わたしは・・・・・・。」
　だけど、言葉が...

狂い咲きlily
赫く赧く 咲いて
気高く 美しく
町外れの 大きな屋敷
一人の小さな少女
お花を愛でる
美しい少女
屋敷の裏には
白百合の
溢れる庭園...

それは普通の恋じゃなかった
認めるのがこわかった。自分が変になりそうだった。
だから自分に嘘をついて来た。嘘つき続けた。
おかしくなりはじめたのはあなたと離れてからだった。今まで大切な親友でそれ以上でもそれ以下でもなかった
別れの瞬間、今まで経験したこと無いくらいの寂しさがあたしを襲った。その寂しさ...

すのーどろっぷ/ふちP
《1番》
[Aメロ]
「おはよう」の声に 振り向いたら
そこには いつも キミがいるよ
白い息が ふわり キミと
ボクを包んで にこり 笑う
[Bメロ]
キミと ふたりきりの日は
意地張っちゃったりもするけど...

海は本当に静かだった。
　ときどき、チャプン、と音を立てるだけ。わたし以外は誰もいない。　
　ゆらゆらと波が揺れるのが大きな月の光でよく見えた。
　月・・・・・・。
　この前にもこんな大きな月を、ひろきと一緒に見たっけ・・・・・・。
　「今夜は月が大きく見えるよ」って・・・・・・。
　あれから、...

私はあなたを想ってる　　(私もあなたを想っている)
離れたくない傍にいたい　(離れないよ傍にいるから)
死ぬまであなたに恋してる(死んでもあなたに恋してる)
私の体はあなたのもの　　(私の体もあなたのもの)
願うこの恋実ることを　　(願うこの恋実るはずと)
共に生き共に果てるわ　　(共に生き共に果て...

届け　友達以上になりたいの
いつか伝えるから　ちょっと待ってて
毎日の登校　それだけで　夢見がち
背の高いあなた　制服姿　眩しい
目が合うと少し　顔赤くなって　ふるえる心
おんなじクラスで　チャンスあるのに　ララ～ラ♪
本当はね　ちゃんと話したい　二人きりで
恥ずかしくて言えない　気持ち
気付いて欲...

幼い頃から　傍に居てくれた
友達なんだよね？　私達
卒業の日の　あの時の言葉　
軽く唇が触れて　悲しげな瞳
言葉の意味が　わからなくて
笑顔で答えて見ても　俯いた瞳
つくり笑顔に　見せた一瞬の輝き
零れおちる　意味　風で消える　
離れる手を　掴めないまま
立ち去る　姿が　震えてる　　...

歌いましょう　咲かせましょう
真紅の華　銀の雫
魅せましょう　聴かせましょう
紡ぐ　詩は魔性の媚薬
月夜に響く詩に誘われて
迷い込んだ　古びた館
暗闇　悲しげに　映る
光が　私を迷わず導く
翼を　無くし　声を失い
ただそこにある形が...

秘密のクローゼット
内緒であけたら
いつも見慣れた
憧れの服
こっそり着てみた
ごっそり足りない
めっそり胸元
いつか、なれるかな
「なれるよ」
びっくり振り向いた...

Let's go!
あたしの好みの女の子が急接近！
君に声をかけて急展開！
ひと目でわかる…
わたしたち同じにおいのする子だった
誰も予想しない 秘密を持ってる
ふたりの気持ちは 今つながる… 心地いい
ふたつの鼓動が 今重なる… ドキドキ
Let it be
話を聞いてた女の子が急な用事で...

届け　友達なんかじゃつまらない
女の子にだって　恋をするの！
いつもの坂道を　駆け上がる　通学路
長い髪揺らす　ときめく心　眩しい
後ろからそっと　手を握りしめて　驚く姿
振り向く笑顔が　とても　素敵よ　ララ～ラ♪　
本当はね　もっと見て欲しい　私のこと
口に出して言えない　気持ち
気づいて欲しいな...