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50件
ペンタブラックよりもなお黒い猫の瞳がこちらを覗く
短歌
ド・論破UK
月並みぐらいでいいから
愛されすぎも困りもんだってもんだ
浮わつけるぐらいの引力で
クレーター避けて歩いてく
深みに嵌まる前に侍らせた方が 傷つかないし
満ち欠けして駆け引きした 失くす勇気もないまま
繰り返しの 繰り返しを 繰り返した
「そばにいたい」なんて あのとき素直に言えたら
今頃あなたと月...月並みの愛 feat.羽累
もの憂げ
王様の 前からおこる 物語
勇者の子孫 ここに現る
本物か 偽物なのか 皆知らず
印を出せと 言う者もいる
この勇者 一番弱い 魔物でも
命を懸けて 倒してまわる
少しずつ 強くなりゆく その勇者
力を付けて 魔法を覚え
回復の 魔法を覚え 攻撃の
魔法も覚え LEVELも上がる...ドラゴンロードⅡ
(D.M.)チャーミー
これまでに 好きになる女性(ひと) 何故なのか
昔も今も 幻想ばかりミッドナイト・ミラージュ
(D.M.)チャーミー
秋風の 線香薫る 椅子と悠 まどろみ眠る 棺桶少女
ナトリウム 水辺に花を 浸らせて 少女のまほろ 化膿させゆく
五時間目 スカート踊る はるうらら チョークに気づいて! セーラーアリス
Re.真空 航行灯with (ゴミ袋) 少女のあくび 奪い去りしは
校舎裏 白雪気取りの 或る少女 ふわふわララ...寝息少女
orobO
検索してはならない言の葉を検索したのがはじまりでした
短歌
ド・論破UK
緋が落つ 澄みいる光を だきしめて きみへとぼくを たぐる紫星
莉犬くん生誕祭2022
orobO
空を見て 触れる温もり 見ないフリ 真冬の星に 違う誰かを
君をいく 月に映して あの空も 「まだ大丈夫」 花残り月
天燃ゆる 夢が影うる 黎明に あなた想うは 陽炎が故
二人占め 夕差し掛かる 盲世界 秘密の影と あと少しだけ
僕と成る 無音が作る 枯れ尾花 瞳落として 宵闇の夢
薄明の 透る指先...歌集
orobO
私にはY字は無理だせめて卜字になってみせよう
短歌
ド・論破UK
あなたの綺麗な断片はそのうちわたしがもらいに行くよ
短歌
ド・論破UK
ルカより
大切なあなた と 叫ぶ
すぐ横に
立ってるひと に 届かす ように
ミクより
その声は わたしに 届く
いままでの プログラム みな
リセットさせて...【ミクルカ短歌】ミクルカ相聞歌(feat. magnet)
あやせの
101個室で眠る夜
借りてきた 髪の飾りを
知恵の輪に
胸の飾りに 組んで
灯(ひ)を消す
102目が覚めたらミクがいた(「ミクのいない日」)
起き抜けの
結ばぬ髪をそのままに
夢の扉を
越えてくるひと...【ボカロ短歌集】唯音論(ゆいおんろん)101首目以降
あやせの
51天北旅情(MMD動画を見て)
天北の
原野に列車往く星は
ボーカロイドの遊び場となれ
※国鉄天北線を旅するMMD動画を見てよんだ短歌
ここでいう「ボーカロイド」は、広義です(動画の時空に住む住人たち)
52星 屑 理 想 郷
このそらをきょうもあなたはそのまちでなにもいわずにみあげ...【ボカロ短歌集】唯音論(ゆいおんろん)51首目から100首
あやせの
星屑が
いつしか甘い砂糖菓子
夢をみている
うそつきの夜
1A
絡まりあった
指はそのまま
他愛のないこと
話したい
1B...砂糖菓子の夜に【曲:Lin様】
catacleco
みな捨てられるのだあの電子レンジもこの椅子も そして、私も
短歌
ド・論破UK
だれひとり見るわけもない番組をただひとり見て感想を書く
短歌
ド・論破UK
「長男だから耐えられた」というおまえ本当は末っ子なのを隠しているな
短歌
ド・論破UK
百円で買える苗字でないならば我も普通でないかもしれぬ
短歌
ド・論破UK
日めくりを一枚めくる度
酒瓶もひとつ増える
人生の半ばすぎ短歌
ド・論破UK
昔書いたポエムを見つけては焼き捨てる仕事を、する
短歌
ド・論破UK
世を見るに 疫病流行りて 一大事
人事天災 影響多し短歌
Moonlit night
短歌~
星空に 輝く月の 我が心
いかに伝えん 一つの思い短歌 ~気づくかな?~
Moonlit night
短歌を一首
学校は
流行り病の
影響で、
閉まって困る
生徒の学び短歌 全国休校
Moonlit night
コロナさん
狂想曲の
指揮者です
無能なアベの
思いつきこそこれが狂歌
Moonlit night
入場前に聞こえた「星屑ユートピア」
会場の外で聞こえた
――なんどでも――
その一瞬で
開いた世界
苦闘クエスト
「二時間でクリア」ともいうクエストに
倍ほどかけて
手にした形見...【短歌2首】マジカルミライ2019の思い出
あやせの
1「初」の字
「初」の字を見ればいつしか
横顔に見えて
「刀」は髪にも見えて
2残響
年経(ふ)りし大木(おおき)のごとく
遠き日の
響きをいまも宿すなが髪
3みくるか
めくるめく...【ボカロ短歌3首】
あやせの
はつなつの ひとりのたびは
いつもより
いつものうたが 沁みてきこえる
ルカの歌
一枚聞いて 梅雨空の
浅間の山に 消えてゆく雲
梅雨の日の
旅に連れ出すルカの歌
聞いて黙って前を見つめる...【短歌】ルカさんに捧げる短歌
あやせの
春きざす日差しがひたす道にいてわが胸に沁む巡音の歌
巡音の歌を聴きつつ目をやれば彼方に雪の山の浮く空
山裾の道はわずかに傾いて巡るあなたの思いを巡る
幾年(いくとせ)を隔てふたたび会う曲に昔と今と同じせつなさ...【短歌4首】めぐりねのうた
あやせの
幕が下りて
満ち足りて歩んだ床の色合いもミクとルカかと見まがう心地
雪ミクダヨーさんに接近遭遇
列にいて動けぬわれの5メートル横にはじけたしあわせの色
会場の外
戸を出れば横浜港に風は止みさやかに照らす盛会の月...【短歌】初音ミクシンフォニーに捧げる短歌
あやせの
1初音ミクの実在(1)
われおもう ゆえに われあり
デカルトに ならいて おもう
―― ゆえに きみあり
2初音ミクの実在(2)
われおもう ゆえに われあり
われはきく きみのうたごえ ゆえに きみあり
3とおりすがりの風景
すれちがう...【ボカロ短歌集】唯音論(ゆいおんろん)1~50首目
あやせの
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