タグ：符色

蠢くエゴ　心を蝕む
剥き出すエモ　心を劈く
叫んだって届かない悲鳴
私を小馬鹿にした　マトリョシカ
子供じみた　語彙でまた罵倒した
醜い面を寄せて　また明日？
滲み出てる　狡猾さ恐ろしや
その残虐性に
免罪符かざして
黙秘を貫いて...

黒い茨で飾った
館には灯らぬ明かりと孤独を抱く半宵
蒼い月を見上げ想う
彼方には届かぬ心を谺なき夜空に吼えた

淡い二人の契りよ
千切られた盟約は人と魔を繋いだ幻
紅いドレスの姫君は欲深き王に踊らされ
裏切りの咎は時を捕らえ欲望の花開き
呪い招く薔薇園...

「どこへ行くんだい、お嬢さん？」
「そんな浮かれた顔で？」
踊るように渦を描き
艶やかな尾鰭 翳り知らぬ瞳
恋を唄う
杯 満たすは禁じられた黒い秘薬
喉を灼く痛みさえ愛おしげに飲み干した
「私はあの方のためならば
どんな対価でも差し出しましょう」...

キラキラしてるティアラや
ヒラヒラのドレスで
ちやほやしてくれるの
全部全部がわたしのもの
そんなの良いなとか思っていた
朝から遅刻で
廊下に立たされ
それでもわたしは
おひめさまが良い！
お城を抜け出し...

十二の無垢なる魂
十一の鴉の眼
十の宿木の杭
悲鳴響かせ
九の聖者の手首
八の幸無き獣
七の罪科よ
杯を満たせ
震える肩 手を添え
そっと囁く背徳...

SNS
真っ黒に汚れたありふれた言葉に、救いはありますか？
不特定多数が放つその偽善に、命を掴まれて
この世界の何が本当で何が間違いかなんて
もう知る由なんて無いんだ
眼の前に広がる眩しすぎる世界は、痛いほどこの眼に突き刺さり
僕のこの歩みを止めるから・・・優しい闇を僕にください
言葉に抉られたこの...

鳴（メイ）
music/word 淳
確実に過ぎてゆく時間の中で
少しずつ忘れてゆく、忘れたくない気持ち
繋ぎ止めたくて　繋ぎ止められなくて
誰かを傷つけて　誰かに傷つけられて
それでもまだ、俺達はココにいる
あの時ステージで叫び、鳴らした爆音は　届けたい想いの強さ
その想いまだ変わらぬと証明したい...

OUTSIDER
色彩の無いモノクロのレールの上を歩くStereotype
君は誰だ？まるで既製品の様な型押しの顔では
何も失わない　その代わりに何も得られない
大人になり忘れかけてた想いがまだ心(ソコ)にあるなら
少しずつ落としていた夢の残骸を探しにゆこう
常識の目に理不尽に架せられた嘘に気付きな...

RESET
痛みを引きずる心に背を向けて何処へゆく？
強がる言葉と裏腹な、頬を伝う一滴の嘘
あの時、あの場所で選んだ選択が、二人を剥がす
きっといつまでも（永遠に）続くだろうと（疑いもせず）
思い込んでた日々は
いとも簡単に（崩れてく）１dBの（音もたてずに）
止められない程のスピードで
何も言わな...

闇薙
閉ざされていた世界　風が凪いで
死にかけていた時が　静かに動き始める
恐れる事など無い、さあ・・・
この手が君を裏切る事など無いから
心の言葉を紡いだ絆が
運命を変える力になると信じているから
取り戻すよ・・・君が手放し、諦め、遥か大空へ飛び去った
あの日の想いを
揺らめく絶望纏う闇を薙いで...