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■はじめに
・本作は、涼風涼雨氏(以下、涼風氏)の製作されたオリジナル楽曲、"アルビノ"の
二次創作小説です。
・拙作【アルビノ】の続編となります。前作を読んでいないと何がなんだか全く
わからないと思われます。
・本作に登場するボーカロイド達の公式設定(身長、体重、年齢)以外の口調や性...【小説】アルビノ・アフター.3【二次創作】
RAYXANBER
■はじめに
・本作は、涼風涼雨氏(以下、涼風氏)の製作されたオリジナル楽曲、"アルビノ"の
二次創作小説です。
・拙作【アルビノ】の続編となります。前作を読んでいないと何がなんだか全く
わからないと思われます。
・本作に登場するボーカロイド達の公式設定(身長、体重、年齢)以外の口調や性...【小説】アルビノ・アフター.2【二次創作】
RAYXANBER
■はじめに
・本作は、涼風涼雨氏(以下、涼風氏)の製作されたオリジナル楽曲、"アルビノ"の
二次創作小説です。
・本作に登場するキャラクター設定、および世界観の描写については全て作者(私)の
独断と偏見によるものであり、涼風氏の公式設定ではありません。
・全体的に暗めのお話です。
・...【小説】アルビノ【二次創作】
RAYXANBER
あの丘を 越えた先
透き通るこの風
なぜだろう 足取りは
急に重たくなるの
諦めることなんて
目を瞑ればいいの
僕は弱虫だから
失う事が怖いの
そこには そこには
変わらない横顔...近未来都市最終部より 約束の場所
涼風涼雨
要らないよ 一人きりの夢とか
強がって歩いていく毎日さえ
要らないよ 誰かを捨てて掴む
成功や 自分のための欲望も
今 僕は気づいたんだ
君が居ればそれでいいこと
高い夢を求め
気がついた一人で生きる悔しさに
今も帰る 場所はあるの
今も帰る 場所はあるよ...近未来都市最終部より 理想の世界
涼風涼雨
強い眼差し
淀み無い空
苦しいくらい
一面の青
眩しい夢
時々流した涙
優しい声 優しい腕 優しい歌
消えそうな程
震える鼓動
小さな強さ...近未来都市最終部より Angel's Radio
涼風涼雨
遠くに降るあの雨に
打たれればもう終わりなの
悲しい時はいつでも
無理をして笑っていたよ
本当の気持ちさえ
抑え込んで
強がることで生きてきた
届けたい感情
伝えたい言葉さえ
黒い雨は全て飲み込んで...近未来都市最終部より 黒い雨
涼風涼雨
約束の場所へ
ビルとビルの隙間に隠れ
小さな花が瓦礫の山を包み
草木の種が
地面に落ちていく
こぼれた灯りは
辺りを照らしている
ここは
優しい風の通り道
誰にも見つけられない...近未来都市最終部より 約束の場所へ
涼風涼雨
この道は何処まであるの
終わりなんて想像もつかなくて
この萎えた身体と足で
休む事も忘れて走っていた
目をつむる度
負けてしまいそうな自分がいる
つまづき膝を付く
滲んだ血の跡
それでも前だけを見据え
いつかは辿り着けるはず...近未来都市最終部より ルート22
涼風涼雨
焼けた街は 面影も無い
歩き出せば 壊れかけた広場
足の裏は傷だらけなの
けれど僕は立ち止まれない
あの場所の 風の香り
それだけは 変わらないはず
街の外 降り出した雨は黒く
思い出した 幼い頃を
変わり映えの無い 優しい時を
何気無い日々の中の...近未来都市最終部より 荒廃都市
涼風涼雨
世界に平等や
全てが平和とか
そんなものは無いと気づいた
何かを守るには
何かを捨てるしか
道は残されてはいないの
ときおり 響く歌は
疲れたこの胸に突き刺さるの
君の事 置き去りにして
世界を救うなんて...近未来都市第2部より 約束
涼風涼雨
消えていく人のために
歌う歌なんかじゃない
残された人が全て受け入れ
悲しくて目を腫らした
その傷を癒すために
この声を空に向けて歌うの
(どんな時も)
大切なものほど
音を立てて崩れ
涙を堪えるなんて...近未来都市第2部より レクイエム
涼風涼雨
皆のためと
聞いていたのに
星の無い空に
溢れ出す光
いつから僕らは
見捨てられたんだろう
空の果てまで 届く梯子に
僕は登れなくて
寒い世界を 手を取り合って
今日も生きていくの...近未来都市第2部 再生世界より 『軌道エレベータ』
涼風涼雨
胸の中 黒いもや
ぐしゃぐしゃの思い
戻れない出来事に悩まされて
いつまでも 泣いててごめん
誰もが思う程 私は強く無いよ
溢れ出すこの感情の波
抑えれば上手く出来ると
そう信じていた
思い出に浸っては
前に進めない...近未来都市第2部より 『感情の波』
涼風涼雨
どんな物でさえも
いつかは壊れると
自分を抑えつけて
ひび割れた道から
溢れ出す緑は
なぜか寂しく見えた
弱さに気づいた人は
誰かに手を差し伸べて
助ける事を覚えたんだ
恥ずかしくなんて無い...近未来都市第2部 再生世界
涼風涼雨
壊れた街を後にして
走り出す未来へ
悲しくなんてない、今は
自分の弱さも
許せない昨日も全部
消えてしまうような気持ち
初めて見る 空の青さ
言葉に出来ずに
思いを歌に乗せて
届けたい貴方に...~近未来都市より~ Escape
涼風涼雨
瓦礫の隅に隠れては
歩き出す事に怯えていた
この場所を逃げ出せたなら
明るい世界は見えたのかな
ホログラムで見た
青い空目指して
鉄の巨人は優しすぎて
街を綺麗にしているだけなの
大地に水を 大気に風を
全て壊した人に刃を...~近未来都市より~ 鉄巨人
涼風涼雨
嬉しい時に涙を流す
そんな事も忘れていたよ
悲しい時に涙を流す
そんな事も忘れていたよ
突然 息が詰まるけど
僕にも 出来るはずと
いつまでも 願っても
時間だけが過ぎて
曖昧な励ましは
何にも役に立たないのに...~近未来都市より~ 願い
涼風涼雨
枯れた 木の葉 土に還れず
頭上 高く 消えた星空
寒さ 怖さ 身体を寄せ合い 生きて
歩き 出せば 壊れた広場
木々の 隅に 捨てられた猫
僕の声は かすれてしまった
やり場の無い怒りと憎しみなど
思う程貴方を苦しめるだけ
けれど人はエゴばかり
私欲嫉妬ちらついて...近未来都市
涼風涼雨