タグ：Ｎｉ－ｎｙ

僅かに零れた色
生まれた境界線
滲んで広がる穴
交わりなくなった
無気力さを憂いては
何も変わることはなく
傷つけては誤魔化した
繰り返す声
アネモネ　愛しておくれ
何もできやしないけど...

静けさ今宵一つ
数える消えない群れ
世界が闇に溶けて
明日を忘れるなら
終わりをここに捧げ
昨日に眠ればいい
記憶にさよなら告げ
虚しく滑り落ちてゆく
其処に見えるもの
それが全てでしょ？...

君といた夏の空　青く澄んで
風になびく光が眩しかった
二人の出会い　大切な言葉
指先から伝わる熱い鼓動
無くしかけていた感情を
隠してしまいこんだり
本当は肌に触れたくて
気付けば恋に落ちていた
君にかけておいた
魔法が煌めいて...

黒く染めた意識の中に
混ざり合う理性と本能
止め処なく溢れる幻影
飼いならす盲目の虜
鏡の中吸い込まれて
解ける魔法崩れてゆく
君の瞳　悲しい記憶
消えない音　遠くに響く
枯れていく花　昨日に咲いて
染まる色は誰にも見えないわ...

TicTac 頭に響く音
僕らすでに腐ってる
刹那の快楽さえ
アスファルトに埋もれて
焼き付いた真実だけ
ここで干からびて逝く
都会の影佇む
奴らに飲み込まれた
廻る空が
堕ちる明日と...

光る白い雲浮かぶ
漆黒の汚れた瞳
睨む青空と太陽
重すぎる翼広げ
色褪せない躰から
溢れ出す愛の調べ
忘れられてく歌えない鳥
掠れ出す声さえも消えて
創られた空　墜ちる星屑
手を伸ばして私を掴んで...

鳴り止まないノイズ
震える手が暴れだす
繋がれてる鎖
這いずりまわる蟲が
無意識の中で
閉ざした瞳の中に
目覚めていく闇が
蝕む光求めて
打ち抜かれた心
崩れてく意識...

冷めた瞳の奥
浮かぶ迷路みたい
割れたガラスだけが
光り灯し続けてる
立ち止まらぬようにと
描き続けた詩は
思いとは裏腹に
置き去りのまま
偽りだらけの
言葉吐き捨てて...

傾いた世界の中　閉じ込めて
差し伸べた甘い蜜に　群がってる
昨日見た夢の続きを
画面に映し出しても
何も変わらない現実
ねぇ　そこで聞いてよマリア
仮初の愛でもマリア
叶わない夢とマリア
届かない彼方にマリア
救いを求めてる...

I don't know what you say in your head
I don't know what you think in your head
I don't know what you feel in your head
I don't know what you cry in y...

染められた透明な花に
不確かな旋律を詩う
流れ来る白い影纏い
ざらついた口の中
砂を噛むような不快音
汚れないのはあなたがいるから
桜散り際に溶けて
燃ゆる風の匂いと
過ぎ去りし春の声が
舞う空に君を想って...

あの日見た景色
僕は幼くて
君を見失い
止まる時の中
動けずにいた
蜩鳴く時の
淋しさに紛れる
「またね」の声と
気付かぬ想い
共に笑い泣いた...

いつも見てた青い空
白い壁に飾ってある
褪せた景色仰いでは
胸に詰まる笑い声
規則正しい電子音
眠り誘う砂糖菓子
僕を生かす透明な
クスリだけが傍にいる
目が覚めれば白い世界
同じ色の中...

いつかみた景色の続きを
探す旅にでてみたいな
こわいモノだらけで未来は
暗く閉ざされて行くけど
君が迷い立ち止まって
他人が君を嗤うとしても
いつか芽吹く君の花に
そっとキスして
走り出す今を（追いかけてく）
回りだす世界（羽ばたいてく）...

墜ちる星　光る空
キミが嫌うもの
追いつけない回る針
消し去れるなら
夢の中　綺麗事
キミが歌うもの
偽りのそんな声
聴きたくないの
ため息の霧　むき出しの丘
握りしめた手　頭の中の声...