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小さな命に声をかけた
夢見て大きくなるんだよと
優しい顔した人の顔
記憶の片隅で目を覚ました
気がつけばほら僕の声が
誰かの背中を押せるように
※初めて震えて響いた
声が届いてますか?
広すぎる空を渡っていますか?
そこで君が聞いてくれるなら...歌。
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廃屋の中にある希望
瓦礫にまみれたダイアモンド
小さな幸せ つまみ上げて
差し込む空に照らすよ
駆け足でもがいてきた
不安しかない未来を背負い
焼き付けたのは『責任』なんて
誰も思いたくなかった
※これで良いんじゃない?
それで良いんじゃない?...廃屋ダイアモンド
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もういいや 言えてしまうほど
必要ないものなんてなかった
いつもどこかで支えてくれた
だから、大切にさよならする
幼い頃片時も離さなかった人形
はじめてくれたその子を
自分にしてくれるように
大切にしたかったんだ
※大人になる途中
何度だってつまづくんだ...帰る理由
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雨が降り雨宿りして
真っ暗な世界 黒い鏡
足の裏から対称な
僕が舌を出して笑う
幸せな気分はここまでだ
なんてドアを握り呟く
ありがとう。それを言える存在が
僕はあって本当によかった
※息を殺し 涙をぬぐう
笑う顔はもうそこにはなくて...バラバラの心
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ねぇ まだ顔は出さないの?
朝日が君を照らしているのに
愛してる その言葉だけを
伝えたいんじゃなかったの?
私はね、もう 何も言わないよ
君の声だけに耳を済ませる
ずるいよ。なんてわかっているの
だって、言葉が見当たらないんだもん
君への思いを伝えられる声が
※だからぎゅっと。...ふたりぼっち
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※終わりじゃなくて 続きでもない
見えない期待が胸をうずく
きっとまたどこかで会える
さよならより寂しくない
さよならよりも暖かいんだ
そんな別れの言葉『またね』
今日君とぶつかったんだ
鞄の中身は怪我をおった
『ごめんね』 君の顔は
普通なのに耳だけは照れていた...さよならまたね。
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大好きだよ と見せる顔は
僕を信じさせる為のものですか
利用価値を見出だして
操り人形にしたてあげる
声に出せば 喉を潰され
瞳が叫べば 暗闇に押し込まれた
バカじゃないの? 笑ってるのは
きっと 自分自身
逃げ出したい 突き飛ばしたい
感情を消せたら楽なのに...マリオネット
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うまく言葉が出てこないのは
これがラブレターだからかな
伝わるように伝えたくて
何度も何度も消しているよ
あのさ 私 君のこと
しどろもどろな言葉繋ぎ
一番伝えたい想いは遠い
ただ「好き」と言いたいのに
※どうして上手く言えないのかな
君の手の中で読まれる愛を...止まらない想い
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常識の答えを押しつけられた
これ以外ないって そんな顔して
言葉にしたら決定事項
思い込み 消せない 記憶の奥
僕はそんなことしたくないよ
広い荒野の向こう 歩いていけば
生の宿る広大な緑に囲まれる
そんな野望を抱いたっていいじゃないか
※握りしめた砂は さらさらと
消えて 二度と同じ形にはならない...ラストカラー
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君はいつだって笑ってる
僕の代わり 精一杯の強がり
桜の蕾が膨らんで
ただ一人と決めつけた未来
見つめ 隠した さみしがり屋の顔
いつしか本物の不器用になった
泣きたい夜に 唇を噛んで
僕の存在を隠すように笑う日々は
幸せですか?
君の代わりに僕の言葉が...蕾の僕ら
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いつか私が誰かを愛すると
そう思うことすら苦しくて
何もなくて良い 欲張らないよ
ホントの気持ちはどこにある?
ポケットは空っぽで
*愛さないで ホント…苦しいから
あなたを想う強さなんかもってないよ
忘れたくてそっと「さよなら」
私じゃない誰かがあなたの側にいて
笑っていて...ポケットの中
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叶わないで そっと側にいて
時間通り 通り過ぎる 回送電車
変わらない景色 だけど
何も言わず 変わってく人
優しい色は 白と黒
傷つかない為の表裏の感情
悲しい色は 見える嘘
そう思いたい世の歩む音
※全てが消えて 全てが嘘で
私の世界 0と1を繰り返す...あお