猫郎

あなたと歩むこの道が私にとって尊い軌跡になりますように
いつか描いた叶わない夢が私に真実を教えてくれますように
道を外しても歩き続ける理由がある
全てを壊しても手に入らないものがある
何も感じずに生きては行けない
恐怖に打ち勝つのではなく恐怖を受け入れる訳でもない
その心のまま その姿で
世界は心が...

沢山の失敗とかけがえのないものを手放して今ここにいる
自らを地獄に導き明日に怯えそれでも今を生きることを選んだ
生まれてきた喜びを忘れそれを平気で否定する言葉を使って
どうせ私なんかなんて言葉を綺麗事のように並べて
そうやって生きている意味を忘れて行く
自分で自分を傷つけてそれに気付かないふり
私の...

またここにやって来た
誰かを待っている訳ではなく助けて欲しい訳でもない
でももし連れて行ってくれるのならどこまでもあなたと一緒に
頑張ろうが挫けようが死は人を選ばない
人は死を許したがらない
本当に怖いのはあなたにとって私
私が怖いのはあなたを恐れる自分
全ての始まりは逃げた時から始まって取り戻し...

遠くからやって来た「あなた」は初めて会うわたしに「待っていたよ」と話しかけた
なんだか懐かしいような気がした
忘れてた記憶 「あなた」はわたしの片割れのよう
誰かの為に生きたって「あなた」は救われない
「あなた」はなんだって知っている
わたしが知らないわたしまで
生きた心地がしない わたしはどこにい...

待ち望んだ春はいつもわたしを置いて行く
助けてという心の声はみんな聞こえないふり
世界が変わった一瞬
未来を失った瞬間
言葉だけじゃあ分からない
いつか綺麗事だと気付くんだ
地球が回っても誰も気付かない
わたしが叫んでも
暴かれない真実は金になるのか
悪魔って本当にいるの？...

ささやかな願い
明日が来ますように
いつからだろう
生きることが不安になったのは
いつからだろう
明日が見えなくなったのは
瞬きした瞬間 世界が暗くなる
いつものことなのに
無意識が怖くなる
何もないことが何かを求めてしまう...

立ち向かうものがあるから強くなれる
永遠など無いから約束がある
弱さを背負って生きる価値がある
前が見えないから後ろを振り向く時もある
終わりがみえるのなら始めなければいい
ずっとそう思っていた
認めてしまえば楽なのに
怖くないものなどない
永遠にそう思うより一瞬でも信じたい
私は私と誰よりも共にい...

あの人が見せてくれた憎しみと死の渦
世界が認めた者だけが生き残れる世界
私は愚か者
人は言葉で関わりあっている
言葉がなければ文字で
文字がなければ目で
目が見えなければ
私は空に何を求めているのだろう
空はただ青いだけなのに
本当に私が欲しいものなど誰も持ってはいない...

自分の手さえ見えない暗闇で あなたを探し続けていた
ただあの頃に戻りたくて 心を巻き戻した
叫んでも誰にも届かない
わたしはひとりぼっち
悲しいときは泣き 嬉しいときは笑った
だけど世界は変わらなかった
「人を信じなさい」
否定的な言葉にしがみつき 偽りの自分を信じ続けた
そしたらあなたが目の前に立...

「ずっとここにいたの？」
私のことを見つけてくれたあなたは夢の中にはいなくて
誰も私に気付いてはくれなかった
「私が守るからね」
私だけが頼りだった
でもあなたが気付かせてくれた
尊い命
誰かを犠牲にした幸せなど罪に等しい
私が犠牲にした「時」は罪の証
私だけだと思っていた...

あなたを見つけたのは私だった
ずっと探していたのは私の方だった
あなたがいない人生など考えられないくらい
深く好きだった
ずっと痛む傷
あなたがくれた優しい愛情
私が見ていたものに間違いはなくそれに気付かせてくれたのがあなただった
世界の終わりが見せる笑顔
あなたが見ていたのは本当に私だったの？
あ...

過ちに気付かず笑った日々
隠しきれない足跡
果てしない明日
笑顔が途切れたあの日
目が合えば俯く日々
笑い声は私を笑顔にしてはくれない
意味のない日々に意味のないことを願い
何もしない私に意味を探した
私が私を失えばみんな笑顔で
私らしくあるために闘うしかなかった...

今日がまた過ぎて行く
始まりはいつも朝
遠い記憶は矛盾していて私を欺く
偽りが生み出すのは偽り
私が見ていたものはそこにはなくて
誰かが隠したものは存在しない
私の声は誰かに操られ存在の意義を問われ
私の耳を塞いだ
私には答えられない
いつもの朝は変わらなくて怯えてたのは...

私が歩いて来た道は木が倒れてたり落とし穴があったり
タイミングが悪ければ木は私に直撃したり
落とし穴はあるようでなかったり
全てに意味があってなかったり
「寒いね」
「冬だからね」
どうして私はこうなのだろう
世界は私に何を求めているのだろう
自分に聞いてみる
裏が表で表などなくて...

いつもと違うテンションに
心が追いつかないのよどうして
きっとそうよあなたを想ってる
いつもと違う笑い方
なんだか気になってしまうどうやら
わたしそっとあなたに恋してる
いつかわたしあなたに
告白するかもなんてね
それはまだ
はやいよね...

古い時計が動く
走れその日は来た
二度と手には出来ない
それは未来
時が動く
今が導くから
前を隠さないで
君は一人じゃない
いつの時も
空はあるよ...