ふぁるすてぃ

「double Ｘ」
1.
「菓子（貸し）一つ」
煽るように言ったの
その眼で飽きるまで看取れて？（見惚れて）
限り哭く（無く）嗜好（執行）する正義は
誰の為でもなく此の世の宿命なの
お前の人生この鉛一つ
「それが諜報だ」　”ここが戦場だ”
一縷だって手は合わせないわ...

1.
嗚呼　
拝啓、愚かな化け物共
生意気にアイを嘯くか
頭のネジ外れている癖にって
僕の方こそ言えないな
難問続きの逃避行
真実のアイには程遠い
幾つかのサンプルはあるが
どうにも毅然としないまま...

1.
偏狭　君は視ていた「白」の人格と夢を
まともに愛せない
腐ってしまったこの姿見は
誰かを僻んでいた
真っ直ぐに伸びる君のことが嫌いだ
嗚呼　失敗だらけの人生
また　こうして時間は溶けて
端の「黄」ばんだ景色が未だに
脳髄を突刺した...

1.
嗚呼　愉快愉快
愚かな人間よ
馬鹿で賢く争うのさ
どうやらこの森の果てまで
「はぐれ者」が来たようだ
汚らしい姿と憐れなほどの運命
さあ　娯楽に飽いたこのおれにも
嗚呼　聴かせておくれ
サビ....

1.
嗚呼　何も満たされない
仮面を被った君と私
さあ夜の食事会
ここでは真実は霧の中
嫉み怨み
その皮一枚剥せばほら醜いな
嗚呼　どうせお前等もバイバイ？
糞ゲェ　諸悪の根源と来たらさ
腐った私は...

1.
サイコロは降っていないから
いつまで経っても変わらない
満たされないない感情はただ塵に積もっていく
数え切れない聖戦を貪るように喰っていく
獣みたいなその愛も私にとっちゃ御馳走
誰もが羨む『美貌』はただ振りかざす生活品です
その欲望の代償はね
『アナタの生命』
愛を指しだして？...

ウルフィズム
1.
初めまして　ただの凡人です
お座りで歓談でもしましょうか
今宵の月はとてもキレイで
アナタの顔がよく見えるね
魔　魔　魔
真っ赤なワイン飲み干して
アナタの髪を首に巻いたら
今日はもう寝よう　渇きは癒えた...