fi-z

やさしい声が聞こえる　おいでと手招きをする
帰る場所はどこにあるの
呼びかけと反対に向かう足
目を閉じたなら見える　元気？って笑っている
眠れない夜はめぐりだす
わたしは宙に浮かぶの
くるくるり
くるるくるら
覚めない夢を見せてよ
くるらくる...

くもりの日　太陽は隠れた
だれかが噂してる　さいごの日
雨がふる　虹は出ないまま
あの子は泣いたふりしてる　こんな日に
　
まとまらない気持ちごと　今すぐ抱きしめて
わたし、まるごとぎゅっと　抱きしめて
今日がさいごの日だという
神様は嘘をついた　私にウソをついた
あなたに　わたしに　せかいに　さよ...

きみに問題を出そうか　そう、むずかしくはないから
簡単に答えるだけでいい　それだけ言って　見つめあった。
ぼくはきみと同じであり　きみはぼくでもあるけど
どうしてこんなに違うのかな？うつむいて　手を、握り合った。
今　ここにいる理由を　ふたり　問いかけても
大きなクジラは　ただ、黙って沈んでいくだけ...

大きな音をたてて　崩れるのがバカらしくて
大声で笑って　しらないふりをして
指の先から崩れる君が　はじめていなくなると知った
暗くて　深くて　届かないよ
終わらない歌　歌うよ　果てまで
もう一度　君が　名前を呼ぶまで、ずっと
泣きながら
終わらない歌　歌うよ　果てまで
もう一度　君が　名前呼ぶまで、...

明日の境界　白い船が沈んで
果てない航海　終わり告げる鐘　咲き誇れ
赤い花弁喰んで、さあ　みてごらん世界を
上りかけた階段　後戻りはできない
ゆれる　光、咲く花　摘めばすぐ覚めて

標　消えて　迷って
転び　膝　擦り剥いて
うそつきウサギ　捕まえて
体　抱いて　震えて
滲む　涙は擦って
うそつきわたしを　捕まえて
震える睫毛　――めざめはいつ？
色の無い口付けさえ受け入れて
狂い始めた世界の針
走っても走っても終わらず...

眠ったように瞳を閉じて　もう二度とあかないなんて
ねえ　もう一度笑って見せて　苦しくない　哀しくない
ああ　嘘みたいなのに　ちいさな瞳は閉じたまま
きみが幸せだったなら　もう一度会えるはず　
　フラワー
君の眠る土に種をまいたよ
いつか花が咲いたらそれを摘んで
わたしだけの　宝物にするから
ああ　嘘...

入道雲に合図した　夕暮れの飛行機　光る
見上げてついた息をシャボンに込めて
終りの電車に揺られ　曖昧な夜を眺め
転がってきたラムネビン　つま先で蹴る
水を含む　足跡が　色をつけて
暑い日差しがリセットしていく
泡　はじけて　ソーダ
甘く刺激して　
泡　はじけて　ソーダ
染みる後味...

願いごと　叶えるために
犠牲が必要なら
わたしが代わりになるよ
ひどい言葉にも
いたい仕打ちでも
我慢する　叶えたい
キミのためなら
メイカウィッシュ
タダじゃない
なくなった星のこと...

ときどき思うの
わたしとてもクールなんじゃない？
すこし自慢げに
アスファルトを蹴って進め！
なんだか辛いの
わたしすこしわがままなのかな？
それでもわたしは
自分が好き　バラ色ワールド！
あたたかいブランケット　つつまれて
やさしい夢　見れたらイイなあー...

夕立　雨降り　さあさあと
瞳にうつる千の糸
あなたを　迎えに　行きたいけれど
わたしは傘を持ってない
でも
雨あがり　かならず
迎えに行きます　あなたを
すこしだけ　待っていて
迎えに行くから
わたしを見つけて　手を振ってください...

キミドリのネオン　光るサイン　わたしの朝
今日もがんばります　電子の波の中で
暗くなるネオン　揺れるワタシ　さよならでも
またあした会える　それだけを信じてる
キミの名前を見るたびになぞり感じる
伝えたかったデータを今送るから
届くかな　届くよね
赤いケーブルつないでサブミット
数字で書いたラブレタ...

いつだってRem、夢みて　覚めない夢　ずっと
春先のうたたね　鼻先に桜がかおる
幸せの夢を見るために　瞼の裏に明かりをともして
Rem、夢みて　覚めない夢　きっと
絶対なんてありはしない　知っていても願う
うんと伸ばした手首　桃色の花咲かせて
冷たいあの日がうそのように　ほら瞼を閉じて
Rem、夢み...