まっくろんの投稿作品一覧

ひしめき響くは地の旋律
途絶えた意志を継いで生命が芽吹いた
永きに渡る眠りから覚めた風は誘(いざな)うように
頬よぎり伝う冷たさは在りし意味を確かめようと
まだ授かりて間なき淡青き芽たちは
この先に広がる未来に何が見えているのだろう
脈打つ鼓動に生を感じた
繰り返される輪廻の中
限りある生命＝灯火燃...

遠い過去に置いてきたの あの日見てた夢の続き
走り 揺れる 君に 抱かれ 行ける気がした どこまででも
まだセピア色のままの　忘れかけた景色描く
夢の彼方 向こう側を 見せて 内緒で見せて
手を伸ばせば届きそうな 望みさえ
もう指の隙間すり抜けこぼれ落ち 唄いだす
降り注ぐ光をまとい 駆けゆく君の ...

A1)
グッと堪えて　四苦八苦
引いてダメなら　押し出せ
水やり　無理矢理　進化早め
癒やしを　求めた
おっとこいつは　しくじった
世界の均衡　崩れた
逃れる　パラレル　ワールドへと
リセット　可能な　御時世
B1)...

失くした言葉　探し紡いだ　追憶の果てで見つけた答え
掬い上げても　指の隙間を　すり抜けるように零れ落ちた
目まぐるしい日常の中　君を忘れようと　逃げこんでた　現実(せかい)との狭間で
夢が覚めて　しまう前に
幾重にも重なる想いの欠片を　束ねて
新しい道標にするよ　like a dreaming
伝え...

空っぽな蝉しぐれ　鼓膜を響かせた
空虚へ何を謳う　心へ響かず
見栄っ張り太陽は　息継ぎ深呼吸
吹き抜けていく風は　南を目指した
去り行く夏の背は
どこか名残惜しく
地平線越えても
立ち尽くし見た　どこまでも
仰いだ空は澄んでて
寂しさ和らげてくれた...

ふと足を止め　振り向いてみる
波が　私を　寄せては返す
交差点の真ん中　流れる波たちは
どこへ向かうの？
行き着いた先は　望んだ場所ですか？
波を　気にせず　赴いたままに
行ってみたいな
自由に泳いでみたい　まだ知らない世界を
流れに任せるなんて　私らしくないから
息を止めて潜ってみる　青く澄んだ視...

A1)
掃いて捨てるほどいた子供
母の手に引かれて家路へと
一人また一人と去りぬれば
此処には君だけさ影法師
B1)
カラスが鳴くから帰ろうよと
僕の手を取った八百万(やおよろず)
いっそ神隠しされた方が
君の存在意義が...

風切る音が　こだまする　夜の静寂(しじま)
ひしめくビルの　光たち　闇を照らす
この光の数だけ　今　この瞬間(とき)
僕と同じ時間を　過ごし前を見つめて
明日を迎えるための　準備をする人がいる
夜はまだ明けないから
夜の加速度が　背中を押すんだ
進んだ道のり　君の糧になる
目の前の光　ただ追いかけて...

ココロはいつも　自分に嘘を
つくことに慣れ　仮面を被る
くるりゆらりと　ワルツを踊る
素直になるの　疲れちゃうから
素直で生きてる方が　私らしくていいかも
空気読むのは勘弁　私もういいかしら
あと少し眠れるなら　何かが変わるなんてさ
そんな気がなんだかするの　だからもうおやすみ
ココロはいつも　自分...