保健体育P/月代白亜の投稿作品一覧
-
Jumping Dreamer -Rearranged-
-
【Off-Vo】天才少年の許し難いささやかな苦悩
-
別に自慢じゃないんだけれど
昔は神童と呼ばれてたんだ
文武(両道!) 容姿(端麗!)
色才(兼美!)一騎(当千!)
全てが俺の思うがままだった
そこに 突然あいつはやってきた
ふとしたはずみで目が合った
ちょっとかわいい顔だからって
油断も隙もありゃしない!
ほんと どうして 全然うまくいかないんだ...天才少年の許し難いささやかな苦悩
-
Get light! Catch your future!
Go ahead! You can do it yourself!
Get light! Catch your future!
Go ahead! You can do it! Yeah! Yeah!
Birth, Prey, Wish,...Ignition Party
-
Ignition Party
-
ローファーをじっと見つめる 最後の通学路
満開で迎えてくれた桜も 今はまだ
春の訪れを 夢見て眠る
「未来」 この先何が待ってるの?
震える左手を握り締めて 私はゆく
ありがとう 桜色の日々
たとえ時が過ぎて 記憶が色褪せても
その根は この胸に 強く根付いてる
いつまでも一緒だと思ってた 私達の絆...桜色の日々
-
桜色の日々
-
夜と朝の隙間の ほつれをすり抜けて
十と七つの坂を 越えた場所に君はいた
見慣れない長い髪と 少し垂れた大きな耳
どんな姿でも構わないよ 君は君のまま
帰ろうよ また一緒に じゃれ合いながら空を眺めよう
悲しそうな瞳で僕を 見つめたりしないで
旅の終わりを告げる 歌声に目を細めた
いつかこんな日が来...ねこのうた
-
ねこのうた
-
ちょっと気だるい感じが 抜けなくて首を回す
指を鳴らして 瞳開けば 断崖絶壁
相手に不足はないぜ 丁度ひと暴れしたかったとこさ
フルボリュームは標準 レッドメーター振り切れ!
わかったような顔をして 散々ガチガチに固めた理屈くっつけて
クールに諦めたつもりでも それじゃあ全然イケてない
本当は気付い...Jumping Dreamer
-
Jumping Dreamer
-
募る「夢」と 積もってゆ「時」
両手に乗せて 重さを量ってみても
育ちもせず しぼみもしないで
部屋の隅で 待ってるだけ
いつ見えるとも 限らぬ出口
繰り返される ひとつの問答
約束された世界を
横目に見ていたけれど
ぼろぼろのまま この両足は
大地を踏みしめている...青葉
-
青葉
-
古より伝わりし 禁断の錬金術
極彩色に輝けり 星が巡れば
全てぶち
信者達は集いて 一様に生命尊び
神の御業に涙し 歓びの歌 響かせる
ひよこ☆クラブ
人並みの人生も 横道に逸れたら
転がる石の様に Rolling stone
一掴みの夢を 四畳半の部屋で
拳に託して Get your dream...ひよこトラッド
-
ひよこトラッド
-
ル・ラリラルラ
東の果てから 西の彼方まで
どこまでだって 飛んでゆけるの
太陽が腰掛けて 月が夜に溶けたら
星達は眼を瞑り 私の時間がやってくる
狭い部屋から 解き放たれて
誰にも見つからないで 自由に舞うのよ
ル・ラリラルラ
東の果てから 西の彼方まで
どこまでだって 飛んでゆけるの...かりそめネビュラ
-
かりそめネビュラ
-
「ハダルの花」
文章:江田K
原曲:月代白亜(http://www.nicovideo.jp/watch/sm9605356)
「《ハダル》との接続を確認――」
意識がかりそめの空を舞い、大小合わせて六基からなる《ハダル》は幾つかのプロセスを経て、私の元に情報をもたらした。
ひとつずつゆっくりと...SS小説「ハダルの花」
-
かりそめの空を舞い ひとつずつ火を灯す
点と点を結び その線はしなやかに
交差を繰り返して 集まる 集まってゆく
やがて全てを抱き 今もなお 膨らみ続ける
はかないバランスで保たれた 不確かな意識
この森のどこかで あなたを求めて旅をしている
必ず逢いにゆくよ
まだ見ぬあなたの瞳が
この胸に焼き付い...ハダルの花
-
ハダルの花
-
ある日、彼の友達がお見舞いに来た。
五人。
男の子も女の子もいた。
彼の学校の友達のようだった。
私は黙って本を読むフリをして、盗み見ていた。
みんな笑っていた。
明るい笑い声が響くたび、私は耳を塞ぎたかった。
うるさい。
聞きたくない。
そんな顔は見たくなかった。...SS小説「蜜柑(後編)」
-
縁側で空を見上げる。
いつもよりも、高く抜けるような快晴の冬空。
こんな空の色をよく覚えている。
その日。
私の日常は打ち破られたと言っていいかもしれない。
ずっと見慣れた景色がある。
白いベッドの向こうにある四角い窓のまた向こう。
冴え冴えと蒼い空が遠く高く広がっている。
時に空...SS小説「蜜柑(前編)」
-
頬に吸い付く 朝の霧
果てより遥か遠く 空の蒼
大きくうねる 時の波間に
小さな思い出 そっと流したの
閉じた本の隙間から 吹く風が運ぶは
甘い蜜柑の香り あなたが好きだった香り
この季節が訪れると 身体が覚えてる
言葉よりも重たく 浮かぶ白銀
些細な巡り合わせに 夢を見て
生まれた 嘘も吐息も 塵...蜜柑
-
蜜柑