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A)同じ景色の色が変わる頃
君はいつもより頬を染める
空から届く空白見つめて
はにかみ顔嬉しそうに笑う
そんな君につられて微笑んだ
うまく笑えたかな
背中合わせになる
この表情は見せたくないよ
B)いつしか時は過ぎ
落としては拾って...タイトル未定
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この世の中 夜のように冷える
空ける朝はまだ来ない
ブラウン管が映すのは
薄っぺらい過去ばかり
この部屋の中 一人だけなのに
どこからなのか声がする
その瞳に映るのは
薄っぺらい過去ばかり
どうして
どうして破綻してゆく...他人事(ヒトゴト)
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白と黒で埋まるマス
市松模様チカチカ
わずかに光る切っ先
行進する兵隊
指令待つ仲間達は
身を乗り出して動き出す
アナタの白い希望を
黒く焼き付けるの
悟られる前にこの意思
知らないフリで突き通す...チェスゲーム
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ひとりでいるのが怖くて
貴方がいるのに臆病で
ずっと見えない影を追いかけていました
斜めから見えた世界は小さくて
そのくせ僕を蔑んでるようで
実際は 外面ばかり気にする僕のほうがちっぽけだった
頭の中駆け回る情報
どれが真実なのかもわからず
夢の中這い回る僕に
わずかな足跡残して消えた...タイトル未定
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今日も夜更かしして不健康 寝不足する意味はあるはず
だからあえて健康だと言い張る
だって満たされる心のメーター
まだこんな時間、大丈夫
明日は早起きだけど大丈夫。
きっと体はボロボロだけど
もしかしたら早死にするかもしれないけど
「明日は早く寝るか」
自分に言い聞かせて解決するよ
時間が足りない!時...夜、更かす
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0,3シャープペン筆箱から 書き味抜群優れものなの
大小サイズ消しゴムも用意 消しカスまとまる優れMONOなの
純白の君は眩しい うまくいくのかなんて
まだわからないのに君は僕にいつだって 威圧かけてくるんだ
よし、描きましょうか
動き出す僕だけの現実 でもまるで夢みてるその線画
空間埋め尽くす発...アナログ
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能ない頭の味噌掻き回す
謎なら既に解決済み、それより遥か問題山積み
空気を読まない僕らの言葉に、
愛まで逃げ出す僕らの言葉に、僕も憤慨してみたんだ
でこぼこ埋め合わせるには足りない歪な関係
その隙間から覗く夢が 時々僕を殺めようと試みる
けれど死にぞこないの僕は 自分のために、と息をする
壊れた世界...嘘だけど
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自分自身、夢の逃避行 出口がない?ここは何処だろう
誰かの足音追いかけ 行き着く其処は袋小路
待ってましたと言わんばかりに 歩むその先行き止まりばかり
抜け出せないし、当てはまらない 思考回路、まるでパズル迷路
時々わからなくなるんだ 君の言葉が紡いだ思いを
唇から漏れる理論は 僕の動き封じ込める現...現実逃避
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飛ばせない言葉が空回りする
向かい風が僕らを歓迎
ところが声はそのまま進む
戻ってこいよ、と僕らは嘆く
風はどうやら西向きみたいだ
影を数えて追うことにした
ところが僕らは見失う
揺らぐ言葉を僕らは叫ぶ
途切れる声から埋もれる言葉
淡い風が僕らに刺さる...word
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真夜中に手をかざして子供の街を探しだした
夢と未来を大きく描いた あの日の希望は空の中?
身勝手に切り離した自分の過去を思い出した
乾いた涙を小さく拭った あの日の痛みは僕のもの?
真夜中に日々を辿って そのうち僕に巡ってくる
夢と現実 狭間の中で そのうち君へ廻って廻って
冴えない二人 いつかの記...白電車
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今から旅の続きをしよう
遥か見据えて 二人は「まぶしい」と目を細めた
行く道は険しい
今更 靴紐を結び直したりして
ハトの羽音が旅立ちの合図さ
走ってあの雲を追いぬかすんだ そしたら風になって君の背中を押すよ
ポケットの中に手を入れて 方位磁石を取り出した
あとどれくらい行けば着くだろう
休むことな...青い方位磁石
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坂道 帰り道
行きは下りだから今 その分を背負ってのぼる
自転車 心地良い風に包まれた夕暮れ
少しづつ進む
この坂を二人乗りして下ろう
そんな提案に「今度ね」 約束した君の言葉
逆光でよく見えなかった君の横顔
優しい声の君は笑っているんだ
坂道 帰り道
行きは下りだから今 その分を背負ってのぼる...帰路メートル