ryoka 2009-2013

時忘れ急ぐ旅路に　鮮やかな花を見た
一夜の夢幻か？
この手には絶望と少しの希望だけ
軋む歯車に全てを委ねたら
いつか君とまみえ　触れる記憶　
共に行こう　時のいや果てまで
泡沫の夢の語り部　幾夜君を探した？
指し示す針の気まぐれ　それとも君の意思か？
黄昏に染まる器の中　秘めた　
月の夜に可憐で美し...

傷付いた 傷付いた 過去は変えられず
笑ってた 笑ってた あの人はもう居ない
忘れて 忘れて 忘れて
言葉に出来ない思い
いつかは気付くと…それがなぜ今？
幸せはもう戻らないのね
「僕の気持ちも理解してよ」
そう確かに私が悪い
「君に告げるさよならはね…」
もういいよ...

波打つ影は　私の記憶
水面に映る　歪んだ日々
笑みを失くした・・・・・・　
涙さえ枯れた・・・・・・
残ったのは只、「私」と言う存在
ドレープが　ふわりふわりと舞う様は
留まれない　時間の流れ
置き忘れた　君の手のひら
残ったのは只、「私」と言う抜け殻
何も無い「私」は風に揺られ　脈打つ鼓動に身を委...

ねぇ　私は誰？
そう　孤独な鳥
どうして私、生きてるのでしょう？
狂った世界　狂った心　狂った私　壊れた空の
白いキャンバスの中　私だけカラーで
何度トレースしても　心は歪に
ねぇ　私は誰？
そう　翼のない
狂った世界　狂った心　狂った私　壊れた空の
白いキャンバスの中　塗り潰した心　...

その箱には混沌が在りました
絶望の未来・過去・現在さえも
その箱には希望も在りました
混沌の先に築く秩序
互いの存在を否定する事で　生まれる調和
神は・・・・・・
全てを受け入れて　私を許してくれますか？
幾億の絶望の中から　
たった一つの希望ください
遥か彼方の神話の女神よ...

風がさらうストールの行方　せめて君に届くといいな
過ちに気付いたのは　何もかも失った後
宛先のない手紙に書かれた「さよなら。」　
誰も助けてはくれない　この世の果てで
君の幻覚だけが　僕を見続けている　
風に消える僕の声が　いつか君に届くといいな
ほらそこで見ているなら　せめてこの言葉を伝えてよ
耳...