hiromi_33の投稿作品一覧

お菓子を作るなんて初めてのこと
うまく作れる自信なんてないけど
きっとうまくいく
君が食べてくれるから
焼いてる間に仮装して待っているよ
カボチャのパイが焼ける頃
きっと君がやってきて
満面の笑みで言うんだ
「菓子を出すかイタズラか」
君はもうきっと知ってる...

外はまだ雨が降ってる
傘を忘れた走る人がいる
はねた飛沫が裾を濡らす
じわりと冷える心の底
あの日君が教えてくれた
紫陽花の花言葉はなんだっけ
滲む窓の外を眺め
君に想いをはせる昼下がり
まだ君は覚えてるかな
人目を避けて辿りついた...

汗だくで目が覚めた
時計はまだやかましいベルを鳴らす5分ほど前
なんだか悪い夢を見た気がする
うだつの上がらない日々を過ごし　
マトモなメシも食ってない
明日僕が死んでも誰も気づかない気がした
明日晴れたらビルの屋上から
愛すべきこの世界は矛盾と理不尽でできていて
「正直者が馬鹿を見る」見たくもない...

こんなに気持ちよく晴れた日には
陽射し浴び昼寝でもしたいな
そんなこと叶わないことわかってる
今日もすし詰めの一人旅
ああもう日が暮れてく
止まらない歯車を回して
錆びついたこの体に
また今日もコンビニ飯
ああもうこんな時間
あとは風呂に入って眠るだけ...

あなたどうして　私は真剣よ
いつもあなたはこうして邪魔をするの
あなたどうして　真剣なのよ
あなたにこんなに黙って欲しいのに
気がつけばいつもあなたはそこにいて
ツクツクホーシ　あなた嫌いよ
ツクツクホーシ　あなた大嫌い
ツクツクホーシ　どうしてうるさいの
ツクツクホーシ　こんなにあなたに気付いてほ...

タイトなweekday過ごして
赤く錆びついたyour steely heart
タイトなrythm刻んで
燃える熱いこの気持ち歌に乗せて叫ぶ
焼けるように体は悲鳴を上げていて
擦り切れた靴紐が千切れるように
"I'm desperately working in fucking hot
for ...

ah！タイトなweek day過ごして
赤く錆びついたyour steely heart
ah!タイトなrhythm刻んで
燃える熱いこの気持ち歌に乗せて叫ぶよ！

燃え上がるほど美しく
響く音に酔いしれる
張り上げた声力強く
新たな一歩　踏み出す
何十回、何百回、声を張り上げて
書いては消して　愛のうた
何十回、何百回、ギターかき鳴らし
君に贈る　愛のうた
心配かけた　支えてくれた
君を傷つけた...

このまま歩いていけば
辿りつくのはどこ
何かに追われるように
乗り込んだバス
助けを求めるように
追いかける背中
嗚呼 落ちていく
この手は届かない
飛び乗ったバス
空席はない...

気だるい朝を迎える
寝ぼけまなこで時計見る
待ち合わせは10時半
何度目かの電話鳴る
このままもう一度
布団に潜ってやろうか
時計の針は11時
もう一度電話鳴る
なんて言い訳しようかな
君が隣にいるだけで...

君の心臓　掴み取って
狂おしいほどに抱き締めて
明日僕が死んだら
君はどんな顔するかな
君の笑顔も　泣き顔も　怒った顔も
全部見せてよ　僕に見せてよ
今日の世界が閉じる前に
あー僕に見せてよ
　
君の言葉も　その声も　見えない心も...

いつのことだろう
ボクの心臓が冷たくなって鼓動をやめたのは
キミに出会えて本当によかった
胸の高鳴りは恋のようで
あの時聴かせてくれた キミのうた
今もまだ鳴り響いてるのかな
狂ったチューニングのまま
抱えたテレキャスター
パワーコードでかき鳴らして
キミの鼓動が冷たい心臓を熱くたぎらせ...