ホシノユウキ

下手な芝居打っては墓穴掘りまくってるが
気付かないフリ、それが優しさなんです
理屈にならない屁理屈だけど
理解を示したフリして影で嘲笑った
もしかしてさ、もしかしなくても
アナタ頭のネジ、緩んでんじゃない？
いびつに卑屈に屁理屈重ね
「悪いのは世間だ」とか言い訳だから
いつまで経っても進化しないアン...

あか、あお、しろ、くろ
混ざっては濁って
割り切れなくて
どうにもあなたに会いたくなる
壊れた時計の進まない秒針
せめて戻ってくれと
願っては夜
カラフルなモノクロに
染まる、夜ごとに
もう何度...

ちょっとしたすれ違いや、会えない時間だとか
僕らの問題はいつも、単純です
付かない既読だとか、他人へリプライとか
そんなもので僕ら、繋がっているなら
「いっそやめちゃおうか」なんて
言っちゃいたい
でも言えないなぁ。
愛だの恋だのってあなたは語るけれど
僕らの関係は未だ、曖昧です
『愛している』だと...

呼吸止めた３秒、頭が狂いそうで
死にたくはないのです。でも生きるのも辛い。
そうは言っても日々は廻る。グルグル。
毎日崖っぷちで、「フッ」と吹かれて
消えちゃいたいのだ
そんな誰かの使いまわしの表現に
憑りつかれる前に
笑えるなら、笑えばいい
泣けるのなら、泣けばいい
大事なのは心だ...

ノイズ混じりのサウンドと
枯れた声が交差した
どれだけ叫んだって
空は晴れやしなくて
血だらけになるまで
弾き狂った
心のボリュウム、フルテンで
エフェクトは何も要らないぜ
掻き鳴らせ、ただ思うままに！
掻き鳴らせ、死ぬまで！...

もしも苦しまずに終われるならば
僕はその時だけ笑えるだろう
傍らにギターと、あなたの泣き顔と
僕はそれだけで、もう幸せだよ
ごめんね、あなたより早く
順番抜かしてしまうね
だけどもう無理なんだ、許してよ
「いままで、ありがとう」
涙隠して生きたって痩せ我慢して生きたって
誰かのこと、羨ましくて妬まし...

「最初から君のことなんて信じなかったら・・・」
そんなことわかってたのに。なんで。
『裏切りはしない、君のこと』ほらやっぱりね。
『明日には雨は上がる』なんて。
疑ってたはずなのに、信じないつもりだったのに
いつの間にかさ、忘れちゃうんだ
何度もヘコんでさ、「もう誰も信じない」なんて
その度に涙流し...