かぁこ

壊れた水面の底　沈む夕陽の影追い
少女は溺れて助けを　掴もうともがいてみる
欲しいのは慈愛じゃない
理由などわからず　交じり合うふたりよ
誰が願って　出会ったのだろう
白と黒のクライアント　信号は常に点滅
未来への分岐はもうとっくに通り過ぎた
行こう零落へ
望むなら進めば良い　羽毛が舞い落ちて
少女...

BGMは　これで良いかい？
イヤフォン分けて聞いたlove song
麦わら帽子が　風に飛ばされて
砂まみれになって追いかけた
入道雲見上げたら　あの夏を思い出す
青いソーダとパラソル　きらりと光る涙
打ち上がった　火花が咲く
焦げ臭さと　甘い香り
いざ横に並ぶと　意識しすぎて
小指の先でも　触れる...

朝から憂鬱な天気　気分はちっとも晴れなくて
なんでも良いから良いことねえの
アスファルト蹴った
バスを待ってたら　隣に並んだ知らない子
思わずガン見した　ドン引き？
君が悪いって言う方が引くかなぁ
虹色スイッチ　雨が降ったから
僕と君だけの　あんぶれらシェア
虹色スイッチ　記念に撮りたい
タグ付きで...

真っ赤な提灯　夕暮れ色
畦道　翔け　草履鳴らし
握った温もり　離したくなくって
思わず　力を込めた
お祭り行こうって　誘われて
嬉しくて　頬が緩んでしまった
君となら　どこまでも行ける気がしたから
「良いよ」って　素っ気なく言った
日暮れはいつもと景色変わり
「怖いよ」と君が袂を掴んだ...

廃ビルの群れ　墓跡と何が違うのだろう
憐れむ野次馬　足を引っ張る
二人で励まし続けれたら
然らば永遠よ　君と共に
振り返っても道は　泡沫
長引く泥沼　もがいて溺れ縋りつく
光が見えては　霧の中に消ゆ
栄光は同時に握れないから
然らば昔夜　語らう想いよ
あとは未知の時を　進むだけ...

［Aメロ］
何度も通知更新　何も変化はなくって
ため息を吐いた画面に　舞い降りた花びら
［Bメロ］
気づかなかったもう　桜の季節
君の顔がふと　
［1サビ］
この狭い星の　広い部屋の中
君がいたら　何しているかな
あれから一年　変わってないのは...

【Aメロ】
甘い風に揺られて　足元散る滴
貴方の顔見れない　どうしてアルテミス
光瞬く街で　雨が憂い隠す
俯く先に映る　泥被ったヒール
【Bメロ】
嫌んなる　ほんと
もう溶けて消えたい
誰だって　あたし
解ろうとはしない...

降り注ぐ　翠雨へと
小夜曲　笑みを零した
もしもあなたが隣で
笑ってくれるならば
愛とは優しい鎖
消えても切れない契り
時が二人を切り裂いても
また巡り会う様に導く
華やかで　幸福な
未来をも　夢想していた...

降り注ぐ　秋雨に
青い薔薇　涙を流す
もしも貴方が隣で
笑ってくれるならば
愛とは優しい鎖
消えても切れない契り
***
ふりそそぐ　あきさめに
あおいばら　なみだをながす
もしもあなたがとなりで...

今だけこの時よ
止まって――
通い慣れた　バス停前
迎え来るまで　待ちぼうけ　
そしたら突然　肩を叩かれ
振り向いたら…
あなたが微笑む
昔のよう
驚くくらい想い出が
次から次と　リピートされる...

触れてじゃれ合って　仲良しこよしで
みんな仲良しで　息苦しいったら
十人十色　足並みばらばら
枠組みなんて　押しつけんじゃない
ああ　もやもやして　壊れそうだ
この焦燥感　この劣等感　止まらない
ああ　ドキドキして　弾けたい
この疾走感　この臨場感　伝えたい
分かって欲しい　なんて曝け出し
...

雪の合間から　顔を出す新芽
もうすぐ春だよと　弥生の月夜
顔を上げた先　丸いお月様
優しく微笑み　照らしてくれる
これからどんな風に　この世界を知っても
そっと見守ってる　淡い月光
笑う顔は　桜明かり
その微笑をどうか　なくさないで欲しい
次から次へと　空に舞う花弁
身軽の枝先　揺らす春風...

生き過ぎないよう　優しく手を引く
これからの事は　何も分からない
美しいこの世界　神の為すままに
積み木で造る町を　笑っている
Seize the day, seize the day, oh. Farewell yesterday.
あの人へ　今、摘もう
Seize the day, seize ...

冬は朝 春はあけぼの
夏は夜 秋は夕暮れと
四季 折々の
色合いを 愛でる和の心
君と見る 空模様
雲は風に流れ
然れども 二人とも
変わらずに 笑う
君がいる それだけで
景色が華やいで...

君との距離を取れなくて
ただ しゃがみ込む
それが実は自分との距離だとは
知らずに
目を閉じればほら
次から次へと
沸き起こる衝動に私の足が跳ねる
未来なんて予測はしない 直ぐに変わっちゃうし
過去なんて必要じゃない 直ぐに消えてしまっちゃうし
君との距離縮めたくて...