ジャムンの投稿作品一覧

一人ぼっちじゃないはずなのに
私は寂しくないはずなのに
どうしてこんなに夜が長いんだろう
眠れないんだろう
冬だから夜が長いんだね
そんな風に自分をごまかして
でも春になっても
私の夜は長いままでした
あなたがいて君がいて
私もいて笑っていて...

遠くに見えていた街並み
赤く染まる地平線
遠い目をしてあなたが言った
「綺麗だね」と
あの時あなたが見ていたものは
いったい何なの
あの街でも地平線でも
僕でもなかったよね
「ねぇ、君はどうして私のこと見てるの？」
「私なら平気だよ、大丈夫だよ」...

星夢アストロラーベ
青から滲んだ光る少年は
不規則に並ぶ星よりも自由で
微笑むように光を散らす
世界の色だって知らない少女の
願ったって戻らないこの瞬間を
裏切らないように 光が包む
欲しくて手を伸ばした届かない少年へ
いまだってその目に映り込むように
どんな顔で どんな色で...

私の隣で笑う
君を想って 眠りにつくの
午前0時
笑う声を
思い出して 眠れない私
午前3時

君が私に見せた
その笑顔はきっと
私以外にもみせているんでしょ...

[きみのて]
あんまりたくさん話はしないけど
そばにいるだけで暖かくなるの
手を伸ばせば君に触れられる距離ならば
こんな気持ちなんて知らなくてよかったのにな
手を伸ばした君のその手をつかんだらもう
はなしはしないからそばにいて欲しいんだ
君が消えても僕がきっと見つけ出してあげるから
僕が消えても君が...

ボクの後ろを歩いている
「あなたはいったい誰？」
「ぼくはむかしのあなただよ」
と笑っていったの
いまの自分が嫌いで
昔に戻りたいと願う
そんなことはできない
とわかっていたのに
ボクの背中を押して
小さくつぶやいたんだ...

どんなになやんで伝えた言葉も
あなたにはとどいてなかったね
涙を流している事もあなたは
知らないんだね。私を見ててよ
あなたの心は私の近くにいるんだと
思っていたのに。
私の心とあなたの心は別物
だから仕方ないよね
大声を出して泣いたとしても
あなたには決してとどかない...

きみのあたまのなかの
イメージを僕におしえて
きっとふわふわだけど
それはきっと僕のとちがう
きみがつたえてくれた
イメージを僕がかんじて
僕がつかんだそれは
きみがおもうより小さいんだ
つながっているようでつながっていない
つたないことばでつたえたそれは...

えんきん
ずっと前から君のこと見てたよ
近すぎないように　遠すぎないように
ほんとは近づいて　君の隣を歩きたかったよ
だけど近づけないこんな僕を
君の隣にいて君と手をつなぎたいと
どれほど願っただろう今
つないだ手離さないから君の隣にいたい
遠くて触れられない　もう見えない君
声を出して泣いても　何...

[きみのて]
あんまりたくさん話はしないけど
そばにいるだけで暖かくなるの
手を伸ばせば君に触れられる距離ならば
こんな気持ちなんて知らなくてよかったのにな
手を伸ばした君のその手をつかんだらもう
はなしはしないからそばにいて欲しいんだ
君が消えても僕がきっと見つけ出してあげるから
僕が消えても君が...