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オンガク
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彼女の髪を梳くのが、好きだ。 その昔、首が出るまでに短く切ってしまった黒髪は、やっと肩にかかるぐらいまで伸びた。一度ばっさりと切ってしまって、短いのを気に入ってしまった彼女は何度も「切りたい」と言ったが、僕がそれを許さなかった。確かに短い髪は彼女によく似合っていたのだが、ふわふわした髪が動くたび...
君恋し口付けを