タグ「恋」のついた投稿作品一覧（26）

徒花
作詞・作曲・編曲：海霧
彼は人の愛し方が分からないだけなんです
だから許してあげてください
私だけが我慢すれば
私が彼の道具になれば
彼は優しい彼のままでいられるのです
徒花という言葉を知っていますか？
レンズ越しに乱れ咲く紅い花のことを
そう呼ぶのだそうです...

Dance with the Skull
作詞・作曲・編曲：海霧
今宵 dance with the skull
踊りましょう
満月の夜
狼が吠える
ジップラインに乗って
霧の向こうから
神父様が来るわ
リング墓場で交換して...

赤
作詞：KonaTsu*
作曲・編曲：海霧
ねぇ僕は生きていて
いいんですか？
分かんないよ
僕の存在がいつか誰かを
傷つけてしまいそうで
ねぇ僕はここにいて
いいんですか？...

切―セツ―
作詞・作曲・編曲：海霧
薄霧の中で僕を呼ぶ声が
水面を打つ雫になった
朝焼けが季節を連れてくるから
夜がいつまでも続かないのだろう
もっと長く側にいて歌っていたいのに
君の抜け殻を指でなぞった
言葉にならない想いならば
捨てた方がいいのに……...

pink
作詞・作曲・編曲：海霧
明日私は大人になる
満タンになったガラスビンを持って
遠い街へ行こう
誰もいないところへ
明日私はひとりになる
友達 家族 全部捨てて
何も持たず空っぽになって
帰る場所を探しに行くんだ...

狂い咲き
作詞・作曲・編曲：海霧
時々雨みたいに降る私の想いは
すくってもすくっても救われなくて
貴方を想っていた
言葉には表しようがなかった
幻でも会いたいと言えば嘘になる
生身(ほんと)の貴方に触れていたい
ひとつの花としていつまでも
側に飾っていて欲しかった...

ドライフラワーの花言葉
著者：海霧
君を嫌いになることで、僕が救われるのならば、それでも構わない。
「冷たい人だ」
「あいつには心は無いのか」
そう言われても、構わない。
あいつらに僕の悲しみが分かるはずがない。
僕が君を殺したと思えば、僕が救われるのならば、それでも構わない。
「イカれてる」
「不...

Dried Flower
作詞・作曲・編曲：海霧
さよならを言う
僕たちの首輪に
愛しい薫りで満ちた
この部屋に
さよならを言う
僕の左手に
何度も抗った
この小さな指で...

追懐
原作：武藤恵実
作詞・作曲・編曲：海霧
不器用な慰めのつもりで書いた手紙を
秋の蛍が揺らめく宵に想う
それは告白ではない
あまりに酷いものだった
生きる力を与えるために
精一杯の嘘をついた
これで貴方が一日でもひと月でも...

忘れ雪
作詞・作曲・編曲：海霧
急に振り返る君
「今日が最後の日だ」と確信した
入り口で買ったわたあめも
あと半分
夏祭りから半年後
君は病院のベッドの上で
「花火が綺麗だね」と
うわごとを言う...

たぶん、それは通り雨
作詞・作曲・編曲：海霧
たぶんそれは通り雨
蒸し暑い夏のはじまりの日
僕らは傘をささずに
早足で歩いた
たぶん君はもうすぐ
「雨宿りしよう」と呟く
駐車場のあるビルで
僕らは行き止まる...

こうして少女は恋を知る
第一章　こうして少女は
　紺色の制服を身にまとって、
　薄緑色のちょうちょうを胸元に飾る。
　白い靴下も、今では大人の証。
　手には、何処かぎこちない形のカバン。
　少女は、一歩、こどもの枠からはみ出す。
第二章　恋を知る
　コンパクトケースには、桜色のリップクリームと、家か...

こうして少女は恋を知る
作詞・作曲・編曲：海霧
砂糖菓子みたいな言葉は
本能でわかるものなの
顔が火照って胸が苦しくなる
私はときめきを覚えた
うだるような暑い夏の日
自転車で坂を登ったら
見たことのない花が咲いていて
名前を知りたいとそう思った...

ボトル
作詞：ロロケ
作曲・編曲：海霧

多分透明の　また先のお話
朝の光も夜の静けさもまだ見えるから

あなたと共に　明日もまたね
指折り数えて歩き出してみようか...