タグ「七五調」のついた投稿作品一覧(7)
-
あなたと歩む この道も
いつしか夏の 往く気配
夕映えに舞う 赤とんぼ
二人の季節 塗り替えていく
大好きだよ 不意につぶやき
あなたは笑う 少女のように
僕はただ 繋いだ指に
言葉を隠し 力を込めた
十年あとのいまごろに
僕はあなたを愛してるかな...【自作曲用】10years【動画化完了】
-
秋に染まって 山もみじ
空の向こうも 赤くなる
田んぼの上は 秋茜
夕焼けつれて くるんだろ
風に吹かれて 山もみじ
下の河原に 舞い落ちた
水の上には あやにしき
流れ流れて 行くんだろ
雨に打たれて 山もみじ
あの子の傘に 張り付いた...【動画化完了】山もみじ(童謡)
-
風にちらされ 花吹雪
桜並木の道のうえ
ちれよ ちらせよ 花吹雪
忘れられない 忘れない
かくなる恋もあることを
もしも願いが叶うなら
叶わぬ夢にやすらぎを
はかない恋を消せるなら
舟のなみだを この胸に
眠れぬほどに くるおしく...【動画化完了】ハナフブキ
-
耳をふさいで 「ハロー、ハロー」
だれか僕に こたえてよ
目隠しをして 「ハロー、ハロー」
だれか僕を みつけてよ
ホントは怖くてしかたない
みるのも きくのも ふれるのも
目隠しをして耳をふさいで
安全な場所に隠れてる
だけどなんだかみたされない
どうして 心がもとめてる...Hello
-
秋の野に千草乱れて色づけば
恋せじと誓ひしことの切なくて
女郎花 萩 藤袴 葛の花
白露に袖をぬらして手折りけり
人知れぬ思ひのみこそ侘びしけれ
わが嘆きをば 我のみぞ知る
あきののに ちぐさみだれて いろづけば
こいせじと ちかいしことの せつなくて
おみなえし はぎふじばかま くずのはな
しらつ...花折恋歌(はなおりれんか)
-
おのれの声と引き換えに
故郷を捨てた人魚姫
恋に敗れて 悲しみ深く
夜明けの海に消え去った
魔女は水面をふと見上げ
「ばかな子だね」と呟いた
何も知らない王子らは
娘を探し さまようが
ついに行方は 誰にも知れず
呼び声だけが こだまする...魔女は小さくつぶやいた【動画化済】
-
また羽ばたいた 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう
人の心の己を忘れ
いまは胡蝶と舞い上がる
つつじ のあざみ ひなげしと
花の香りに さそわれて
うつつにおぼえた哀しみを
いまは知らずに飛び回る
風にたわむれ 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう...夢見鳥