秋の野に千草乱れて色づけば
恋せじと誓ひしことの切なくて

女郎花 萩 藤袴 葛の花
白露に袖をぬらして手折りけり

人知れぬ思ひのみこそ侘びしけれ
わが嘆きをば 我のみぞ知る


あきののに ちぐさみだれて いろづけば
こいせじと ちかいしことの せつなくて

おみなえし はぎふじばかま くずのはな
しらつゆに そでをぬらして たおりけり

ひとしれぬ おもひのみこそ わびしけれ
わがなげきをば われのみぞしる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

花折恋歌(はなおりれんか)

タイトル決まりました~!
秋想恋歌から恋歌を残して「花折恋歌」です!

今回は紀貫之の短歌「人知れぬ思ひのみこそ侘びしけれ わが嘆きをば我のみぞ知る(古今集 恋歌二 六〇六)」を組み込んでみました。すごく好きな歌です。

構成
A 5-7-5 5-7-5
B 5-7-5 5-7-5
S 5-7-5-7-7(和歌)

nakachanさんに曲を付けていただきました。
http://piapro.jp/content/nhbrmf4e0okvqcxj
ミクとリンの二人が追いかけっこしながら歌う素敵な作品になっております。

閲覧数:590

投稿日:2008/10/13 12:21:50

文字数:208文字

カテゴリ:歌詞

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