タグ:七五調
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降り止まない雨でいい
キミと孤独分かち合う
今はちっともノイズじゃない
怪訝な顔の時間じゃない
しょうもない話ひきのばそう
キミをからかう笑かせ
思い出話を聴かせてよ
キミの睫毛をみつめてる
未来にいつも期待して
それが今につながった...降り止まない雨でいい
楓ルキ
感傷的に女の子
イヤホンちょいちょい切り替える
次の神様呼び込んで
悲劇のヒロイン憑依する
約束されたstory
どいつもあいつも望んでる
自由履き違える異教徒に
乱されることを望まぬよ
あっちとこっちの境界線
モザイクなのかキメラのか...彼女と彼氏で歩きゃいい
楓ルキ
酔うて 潰れて 千鳥足
くれた一瞥 誘いだし
まぐれ まさぐれ 一夜(ひとよ)きり
家路帰す(きす)背に 名残りなし千鳥足
jam
短いサーカス始まった
ヒーローは手をあげた
さあさ待ち合わせは外で
ケータイデンワはお切りなさい
ライオンもゾウもいないけど
ヒーローは空を飛ぶ
まあま見てから決めましょう
バリソウゴンはその後で
ユメのような時間をあげる
ゲンジツなんかもーバイバイ...ニチボツサーカス
はくまい
強い夜風に散る花も
恋にこがれて散る花も
花の命に悔いは無し
君の為なら散らせよう
胸の牡丹の花言葉
清く気高く美しく
花の生き方芯強し
赤い唇花の色
固い拳を突き付けて
闘う乙女の潔さ...爆闘娘リルカの拳(笑)
YUUZAN
青葉揺すれて清白菜(すずしろな)
盗人花なぞ目もくれぬ
民草(たみくさ)飢えては鐘の声
渡るは禍霊(まがつひ)漫ろう(すずろう)渇き
とある昔の戦場(いくさば)に
地を這い泥呑み生きる者
呼ぶは祟りか人買いか
据えた瞳で行くけもの
吟情至るは理(ことわり)よ
故も知らせぬその心...まいひめ
一色
あなたと歩む この道も
いつしか夏の 往く気配
夕映えに舞う 赤とんぼ
二人の季節 塗り替えていく
大好きだよ 不意につぶやき
あなたは笑う 少女のように
僕はただ 繋いだ指に
言葉を隠し 力を込めた
十年あとのいまごろに
僕はあなたを愛してるかな...【自作曲用】10years【動画化完了】
浮草
秋に染まって 山もみじ
空の向こうも 赤くなる
田んぼの上は 秋茜
夕焼けつれて くるんだろ
風に吹かれて 山もみじ
下の河原に 舞い落ちた
水の上には あやにしき
流れ流れて 行くんだろ
雨に打たれて 山もみじ
あの子の傘に 張り付いた...【動画化完了】山もみじ(童謡)
浮草
風にちらされ 花吹雪
桜並木の道のうえ
ちれよ ちらせよ 花吹雪
忘れられない 忘れない
かくなる恋もあることを
もしも願いが叶うなら
叶わぬ夢にやすらぎを
はかない恋を消せるなら
舟のなみだを この胸に
眠れぬほどに くるおしく...【動画化完了】ハナフブキ
浮草
耳をふさいで 「ハロー、ハロー」
だれか僕に こたえてよ
目隠しをして 「ハロー、ハロー」
だれか僕を みつけてよ
ホントは怖くてしかたない
みるのも きくのも ふれるのも
目隠しをして耳をふさいで
安全な場所に隠れてる
だけどなんだかみたされない
どうして 心がもとめてる...Hello
浮草
緑と水に 愛された
その街はまだ 美しい
昔の話 怪我をした
男がそこに 辿り着く
肌は爛れて 目は潰れ
肉は抉れて 虫がわき
身体は腐り ぼろぼろで
それでも彼は 生きていた
男はここで 死ねるなら...真夜中の小雨―涙雨―
えんどーまめ子
黄びた夕べも雲間の青も 僕は恋路で待ちぼうけ
【きびたゆうべも くもまのあおも ぼくはこいじで まちぼうけ】
(意味合い:要するに一年365日片思いだ)
君と合う日も血も字も何も 知らなかったけど君と逢う
【きみとあうひも ちもじもなにも しらなかったけど きみとあう】
(意味合い:相性占いって...七五調・どどいつ風
らいらい
極彩色の舞踏会(7.5)
国の王女が纏うのは(7.5)
極上華美な紅色の(7.5)
我らが父の血染め服(7.5)
搾取されるは浪費のため(7.6)
女の性の愚かしく(7.5)
恋と美のみを何よりも(7.5)
恋しい人と我が生に(7.5)
ただ平穏を望むのみ(7.5)
掲げた剣折られても(7.5)...Geirolul 突き進む者
(青夏)のれん
秋の野に千草乱れて色づけば
恋せじと誓ひしことの切なくて
女郎花 萩 藤袴 葛の花
白露に袖をぬらして手折りけり
人知れぬ思ひのみこそ侘びしけれ
わが嘆きをば 我のみぞ知る
あきののに ちぐさみだれて いろづけば
こいせじと ちかいしことの せつなくて
おみなえし はぎふじばかま くずのはな
しらつ...花折恋歌(はなおりれんか)
浮草
おのれの声と引き換えに
故郷を捨てた人魚姫
恋に敗れて 悲しみ深く
夜明けの海に消え去った
魔女は水面をふと見上げ
「ばかな子だね」と呟いた
何も知らない王子らは
娘を探し さまようが
ついに行方は 誰にも知れず
呼び声だけが こだまする...魔女は小さくつぶやいた【動画化済】
浮草
また羽ばたいた 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう
人の心の己を忘れ
いまは胡蝶と舞い上がる
つつじ のあざみ ひなげしと
花の香りに さそわれて
うつつにおぼえた哀しみを
いまは知らずに飛び回る
風にたわむれ 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう...夢見鳥
浮草
夢の中ではグライダー
起きればいつも床の上
見上げた先は天井で
四角い空は窓の外
窓から顔を突き出して
四角い空を丸くする
鳩が飛び交う通りにも
朝の光は届いてる
風が祝いを告げました
鳥が飛び立つ大空に...空飛ぶ魚
喜兵衛