一色=いっしき マイリス http://www.nicovideo.jp/mylist/23916419 https://www.youtube.com/playlist?list=PLdYqNhjbUrkB0g9VOZpMJzHphiJNQPpPZ X ↓ @IsshikiAlto
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ひとつ昔のポップスと
缶のココアで帰る道
鉄橋カンカン遠くなって
夜の端を見送る
息が白く。冷たい鼻
ほんのりさびしく心地好い
のどの裏で流れ込むまま
なにかを飲んだ
自分の川に月が写る
青くあおく、夜が冴えていく...自分の川に月が写る
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黒一粒のあこがれを
見つけた日に思い出した
七色よりもっと、もっと
輝いた色が欲しかった
背伸びして 数センチ高くする
胸を張って 髪も切って
すてきな自分を自慢するね
ブラック・オパールを身に着けて
新しいアタシを見せつけよう
今日も明日も明後日だっていつだって...ブラックオパール
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これはお皿 わたしのお皿
とっておきの器 すてきでしょう
オレンジのスープ ポットからの湯気
毎日がクリスマス、みたいな
山盛りのお楽しみ
何をもって 何を盛っても
これはお皿 私のお皿
パイの中身も 私が決める
これはお皿 わたしのお皿
とっておきの器 すてきでしょう...Its My dish
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洟が跳んでて
蝶が落ちてた
空はむらさき
地面は白いね
てふてふ てふてふ テフロン加工のプライドが剥げる
豆のミルクにお砂糖を込めて
ネジ切れるままに、夜更かしをしようか
洟をすすって
蝶々が逃げる
さよならが重なり...テフロンに蝶々
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高野さんというヒトがいた
ともだちじゃない
クラスメイトで
よく私に嘘をつく
甘やかな嘘だったら
きっと好きになったのに
私をおどかすおびやかす
暗いくらい嘘だった
うそつきなあのヒトは
どこに行ったのだろう...私の高野さん
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瞬いた 瞬いた
瞬いた話だ
常盤の色の風景に
嵐が羽ばたいた 去っていく
コップ一杯分 コクリと干して
塩の街に消え去った
蛍光蟲(けいこうちゅう) 燃え上がる星
ブブブと叫ぶ 散らばって散っていく
この世でいっとう 美しい羽虫の
刹那的な唄を また聞いたね...蛍光蟲(けいこうちゅう)
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コーヒー味のこんぺいとう
恐ろしく苦くって甘い
明日のあたしは完ぺき無敵だ
今は泣き虫 楽しんでんだ
カサついたら塗ればいい
都合よくおめかし ミルクの解答
スモーキーが瞬く ハンドシェイクをどうぞ
一指しで通じる フラットな怒り
オナニーだって許そう
苦くっても後が...ポガティブ
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ハッピーウルトラキャロライン ハッピーウルトラキャロライン
ハッピーウルトラキャロライン ハッピーウルトラ羅・楽・裸
かびたお茶ッぱセンスが腐った はたまた誰かが持ってった!
バカが恋した河鹿(かじか)がウソ泣き
めくるめくめくメランコリィ
カルカン頬張り最中を被り 意味不明なれ我が慕情
お慕いして...ハッピーウルトラキャロライン
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みえないこと あたりまえのこと
美しいねってリリー、君こそ
愛を飲んで微笑んだ
亜麻色のカクテルとウィスキー
ボンボンを食んで きみごと噛んで
だれかしらなんて微笑んで
きれいに笑っててさ
きみがいうから愛した きみだから愛した
カワセミ色の爪が光って
永遠がここに在る...カワセミと愛
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深夜とおやすみの
一拍を挟む隙間
転がったシーツの上で
滑った右手と裸足と
スペース、スペース、スペースでララバイ
空白を何回も、何回も打ってさ
とっくに迎えた明日の
アラームを更新
あとちょっと、あとちょっと、あとちょっとだけ
閉じきられた窓へ...騒音
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音を読んだ インクもないのに
紫が垂れる 空向こうの銀河
カーテンを引いて、ママ
眩しすぎて痛い
光の一つ一つを
辿っては語った
ありきたりな恋物語
君は美しいと言ったね
紙吹雪には銀紙
そう言ってこしらえた...アフタースター
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一分間コラボ進行中歌詞
お化けカボチャで太ったリス1
どんぐり投げ捨てウィスプに並ぼう
ジャックのランタン今宵も繁盛
カットは十分いくらだってさ
よこせよこせ 時間が足りない
スタッカートだラッタリラ
素知らぬ顔したあなたも仲間だ
ジャックの気分は最高潮
幕が上がれば終わりもあろうか...一分間コラボ備忘録
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なんだかお腹が痛いので
丸い形を組み上げた
まあるくまあるく根を張って
私はここより底に居る
頬を割るほど凍えてた
三つ指過ぎての下り坂
縣(あがた)に組まれたヒイラギに
まあるい盆がゆうらりら
くんずほぐれつ糸引いて
床板したたる蟲の息...母胎縁起
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お前にワインは早かろう
銀紙包みのチョコレート
つまんだすずめを抱きしめて
メリーは段差を飛び越した
「右まつげが痛いよう」
「君はキスを貰ったのさ」
そうして言葉を教えてくれた
貴方は夕日の中にいる
革の手帳に挟み込む
知らない名前の三輪車...銀錆
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千鳥足がワルツ レコォド聞かせている
ワガママなピエロの踊るつま先が
東向き西を蹴る 影もついてけず
紙のキミ セピアでも美しいと
熱を知らず恋しては 憧れへと溺れた
単純な日々逃げて 腐る吐き気がする自分
だから恋に溺れてる自分のキモさが
意外と嫌いにならないの、奇跡かもしれない
Ah-、呆れてい...グラビア的彼女【YOTYさんへ】
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リング状に連なった
ため息が灰色に重なる
鼻の裏を遡るかのように
私は無理やりを選んだ
血の味がする 命の味だ
何べんだって知る、思い知る味
胚を潰すような生き方を
綺麗だと思わない
けれど、けれど、ぐちゃぐちゃに叩き上げた
わたしはカワイイと思うんだ...キューティーガール