タグ「MEIKO」のついた投稿作品一覧(8)
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アイ厭だ(やだ)燦々どこぞの菓子らの
娘コッコと歩きゃら食べられ
いくつむくつけ弱りめ目ばちこ
陸奥に眠れぬお馬のどん尻(ケツ)
馬鹿(バキャ)なあんよがぐらりて暗々(くらくら)
安価な薬の出番はありゃせん
泣きに哭いての身の上話さ
咄家も振る鼻紙ばなし
アイ厭だ(ヤダ)来来、福や来い請い
裸生まれ...女来万象(にょらいばんしょう)
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A
拝啓、ぼくのお友だち
もう桜は咲いたかな?
ぼくと君が会えたのも
こんな香りの頃ですね
B
あの時ぼくは淋しくて
駄々をこねては見栄っ張り
しょっぱさばかりで満たされてた
君に会うまでは...ことのは
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拝啓、ぼくのお友だち
もう桜は咲いたかな?
ぼくと君が会えたのも
こんな香りの頃ですね
あの時ぼくは淋しくて
駄々をこねては見栄っ張り
しょっぱさばかりで満たされてた
君に会うまでは
東の風が叩くから
ぼくは窓を開いたんだ...【コラボに】ことのは【投稿】
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長い休みが終わる頃
だれた体を引っ張って
河川敷の飛び石を
一人蹴りに行きました
首の裏がジリジリと
西日に焼ける思い出が
私ののどを渇かした
‘お水を下さいな’
記憶がホロホロ零れ出す
口に含んだ氷ごと...夏休みと残暑
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C
川の瀬に凍みる足が
光る筋に晒されて
連れや、連れ行け天の橋
糸が垂れるその先へ
A
怒れる辰の涙を拭う
お役目いただく十の夜
願い結われた五色の紐
八重二重、襲ね鎖...糸滝抄
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とおろり とろりろ 夜が哭く
よゐこや子守りら隠れ鬼
二山(ふたやま)御山(みやま)の中原で
手の鳴る通りに、いらはいな
とろりろ とおろり とおろりろ
とろりろ とおろり とおろりろ
とおろり とろりろ 児玉の子
迷子よ隠りよ郭し檻(かくしおり)
二歳(ふたとせ)詣での輪をくぐり
こちへようこそ、...案内(あないの)森に住んでいる
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引っ張り出した引き出しの
セピアは手垢にまみれてて
切れたリボンも紙屑だって
残らず集めたあの頃
はじめの私は幼くチビで
見るものすべて、ファンタジー
手当たり次第にとびこんでは
集めた宝にご満悦
けれど二度見る世界の中身は
意味もないほどつまらなく...ナルコレプシー
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はつはなの君