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揺れる 揺れる 桜は舞い踊る
出会い 出会う 季節は舞い戻る
未だ残る別れは道の影
陽の光が差す方へ
右か左 新たな曲がり角
揺れる 揺れる 心と余る袖
未だ残る冬の風を超えて
何れ笑う貴方まで
受け取ったものを全て 使(える)ほど器用じゃないけど
失ったものを数え 俯くだけじゃない...ここの桜が綺麗でさ
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笑顔が取り柄の 笑顔を引いて
“なにが残るのか”と 浮かんだ疑問
大切なものか 要らないものか
心の隙間 手を伸ばす
若さが取り柄の 若さを引いて
“なにを残したい”と 続く問いかけ
描いた夢かな 恨み言かな
心の中身 ご回答
掛けた時間も
削る想いも...超三流
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()は二文字で一音です。
夕日が眠れば 強くなる黒色
零れた僕等は 頼れる灯りを探す
星も 月も 遠いまま
照らす夜空 見落とされぬように
今日を 泣いて終えぬように
何故か見当たら(ない)星の並びより
確かな灯りを探してる
朝日が起きれば 思い出す墨色
眠れぬ背中は 写った光へ走る...安眠天体
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【A1】
伝えたい一つが 定まらない
笑わせたい一人も 自分くらい
今から言うことは 使い回し
また出来なかった 綺麗な表現
【B1】
・誰が好き
・誰が嫌い
・愛されたい
・誰かの為に生きてみたい...シグナル
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見直すほど代えの効いた 消したはずの言葉が
少し俯いたその隙に 消えない僕を映してた
手袋を無くした両手を迷いもせず握れる
君のような 白い息が 吐けたなら
僕のじゃなかったおはようも 長く悴んだ夢も
一人じゃ作れない温度で埋めよう
瞬間
取り合いになる足場も 退かなかった腰掛けも
酷く似た顔をして...幻想世界