kobayutaの投稿作品一覧
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手軽に世界を知りたくて
齧った中に ヤツがいた
導かれるまま歩き出し
仲間の居場所に行き着いた
目玉を食われて
ヤツが見せたいものだけを見て
鼓膜を食われて
ヤツの言葉だけを聞く
高揚と優越感
生まれ変わった気になった...寄生
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寄生
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暖かな 日差しの中
私を起こす 二度目の声に
ベッドから飛び出して
慌てて着替えた
そんな春の朝
散歩の犬と 目が合って
楽しくなった 通学路
公園横 待ち合わせ場所
あなたの姿が見えてきた
不意に風が音を立てて...花吹雪
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花吹雪
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暗闇に紛れ込み ニヤついてうごめいた 腹黒の向かう先
呑気な顔した お人好し達
エサになり下がった 無邪気顔 苛ついて 過去を思い出し傷が疼き出した
復讐を忘れる事はない
暗闇に紛れ込み いやらしく這い寄った 腹黒の向かう先
呑気な顔した 昔の私
何も知らないまま 笑えてた あの頃の 未練を引きずり...疼痛
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あなたの 本当が 見たくて 外側を 切り裂き開いた
あなたが 見せたいと 願った 内側に 何が眠るの
あなたが言ってた
本当のあなた
見られたがってた
あなたの内側
あなたが 見せたいと 願った 内側は 口ほどにもなく
あなたが 特別と 信じた 内側は ありきたりの血肉
あー くだらなかった あー...内側
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眠気覚ましの コーヒー飲み終え
画面に向き合い キーを打つ
いつの間にか 夜は更けて
あなたに叱られそうな真夜中
エラー・脱力・修正の中で
あなたの笑顔を 思い出していた
日々の合間に進め続け
やっとここまで辿り着いた
単純な動作のコード
一つ一つ組み合わせて...午前0時 自室から
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午前0時 自室から
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辿り着いた景色の中は
光溢れ
朝露が草に揺れて
輝いてた
同じ所 周る
暮らしの中
夢は色褪せ
流されて
迷う事も忘れ
あの頃に見ていた夢...風(曲を付けていただきました)
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笑顔の溢れた
日々は遠く
大事な思い出を
胸に抱えて
過ぎ去った時を
まだ引きずる
心の奥底に
淀みを感じた
「思い出に浸る
暮らしに もう飽きた」...春へ
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地上を行く
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暗い部屋
あなたと二人
沈み込んでいく中で
未来も見えずに
閉ざされた世界
「いつまでも二人で」
あなたの言葉を振り切り
夏の空の下 飛び出す
耽美の毒に 弱った眼に
晴れ渡るきれいな青さが刺さった...空(使っていただきました)
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【完成】dirty wedding
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甘い香りを 撒き散らして
身を潜め 餌を待つ
のこのこと やってきた
獲物に這い寄ってく
音もなく忍び寄る
腹黒達
丸呑みにした その体を
踏み潰して
膨れ腹(ふくればら)を壊してやろうか
闇に紛れ...Creep like a Snake
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あなたのいない世界にも
また 日は昇った
少し 恨めしくなるほど
明るく照らし出す
思い出の中には 今も
微笑む あなたが
昔のように きれいなままで
消えずに残っている
全てが壊れてしまったように
見えたあの時から月日は過ぎ...The War is Over.
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故郷
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祝福受けた
バージンロード
愛しい人へ
歩みを進めて
大切な人に
「今までありがとう」
腕をきゅっとして
手を離す
心配 掛け続けた
すれ違う事もあった...旅立ち
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見ているだけで 吸い込まれそうな
青一色の 良い天気
久しぶりに出かけましょう
あなたを置いて 鳥籠から
一人
誰も来ない場所
やっと離れられたの
あなたが背中 向けた時
やけに良い天気で
焼けたアスファルト...踏切
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寂しそうに 僕に向けて
笑いかけていた
あなたと一緒になら 生きていけると
その時思った
肩 寄せ合い 二人過ごした
狭い部屋の中
楽園にいるように 思っていたのは
僕だけだった
あなたは一人 飛び立っていく
残された僕 どうすればいい...楽園
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去年 二人で過ごした
クリスマスの日
思い出の場所からは
今年も声が上がってる
笑顔の恋人たちの
あの輪の中に
入る気も起きなくて
遠くで眺めて終わった
吐く息白く混じりあう距離
笑いあった事 思い出している...ホワイトクリスマス
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変わらぬ毎日に
刺激を求めて さ迷い歩いた
見慣れた街角
よくある風景に
何も言わずに手招きしている
『深淵』 気付いた
覗く私に優しく囁く
「新しいアナタをあげる」と
満たされたかった
「嫌だと思えば帰ればいい」はずだった...from ABYSS(使っていただきました)
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あなたと過ごした
年月(としつき) 過ぎ去り
別れの時間が
目の前 近付く
二度と戻らない
時の中で
流した涙は
思い出に変わる
二人 この場所から先は
違う道を歩いていく...さようなら
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放課後の教室に
一人取り残されたままの
私を照らし出した
夕日が笑った
友達と思っていた
あなたに「好き」と言われた
どうしていいか分からず
逃げてしまった
ぼんやりした
頭のまま...夕暮れ
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「知的」生命体
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思い出に駆られて
故郷に戻ってみた
住む人もいない
もう消えた故郷
草の伸びた
校庭に立ち尽くし
窓の板に
耳を澄ませてみた
記憶の中の景色は
いつまでも眩しい...故郷
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灯りを消した部屋で一人
想い抱え寝付けずにいる
私を静かに照らす
窓から入る柔らかな光
熱さに疲れた私を
包む冷たい光の中で
冷めていく頭の中から
今日が抜け出していく
嬉しさも悲しさも
空に昇り消えていく...月光
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昔 描いた景色
子供の頃に描いた未来
今は忘れていた
はずなのに 夢に見るようになった
大空を飛んでいく
鳥達を見上げて
ここから遠く離れた場所を思っていた
「連れて行ってよ」と
投げ掛けた言葉は
風に消された...彼方
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堕落から
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あなたのいない 四月 迎え
新しい道 歩き出す
この暮らしに慣れるまで
時間は掛かるだろうけど
少しでも 良い自分に
なれるようにと 思っている
旅立つ私 背中を押してくれたね
自信を持って進む事が出来た
ありがとう
あなたのため 出来た事...フレンズ
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詩 (曲のタイトルです)
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