このしろ

A
僕は月になりたい　君にとっての
付かず離れず　君を衛（まも）る　小さな星になりたい
僕は月になりたい　僕でどうかな?
こんな僕でも　できることが　必ずあるから
B
見守ることが出来ればいい
君のそばにいられればいい
だからその中の一瞬だけでも
空に浮かぶ僕を見てほしいな...

世界の真ん中で
託されたカケラが
僕にこの世界を
背負わせていたんだ
今も世界中で
魔物が暴れてる
「救いたい」と願う
僕なりの正義で
カケラが形を変えて　この手に収まった
他の誰も真似できない　僕だけにしか　できないことがある...

「友達がいない」縛り
「運動ができない」縛り
「まったくモテない」縛り
ちょっと荷物が多いなあ
「集中できない」縛り
「勉強ができない」縛り
「周りが見えない」縛り
せめてひとつだけならなあ
※縛りの多いクソゲーだけど
　一生懸命生きてゆく...

言えないまま　言えないまま　時は歩みを止めずに
消えないまま　消えないまま　想いは強くなってく
言いたいから　言いたいから　近く近くへ行くけど
言えないから　言えないから　自分を嫌いになるの
何をしなくてもいい
たった一つだけでいい
一歩を踏み出したい
たった一歩だけでいい　Ah
※だから　ど...

嫌い合う旋律
並べられた痛み
浮かび出す幻日
在り来たりな奇跡
広いこの世界で
見えずそこに在って
心掴み揺らす
波に呑まれて
嫌い合う旋律
重ねられた響き...

あなたのいた日々を
思い返してみても
戻れないことなど
当たり前のことで
いつかの恋心
変わらぬ愛情を
どこへ向ければいい
何もわからなくて
心の声を逃がしてみても　虚しさはそのままで
時間が経てど　言葉を消せど　痛いんだ　痛いんだ...

小鳥の声で目を覚まして
朝一で淹れるダージリン
あなたのためにこの一杯
さあどうぞ　召し上がれ
二人で微笑みながら
今日の予定を話そう　oh
※ランランラン　恋をして
　ランランラン　手を繋ぎ
　一緒に居れたあなただから
　ランランラン　ありふれた...

いつだって同じズボンをはいてる
無頓着な僕を君は笑う
君だって同じいたずらにかかって
悔しそうな顔を僕に笑われてる
「このくらいのこと、なんでできないの？」
しかたないなあ、なんてこぼしながら
なんだかんだ　また手伝ってくれてさ
優しさに黙って背中預ける僕
お互いのことなんて　お互い全部は知らない
...

A
今もどこかで
涙を流す
君のもとへ愛を乗せて
この声よ　届け
B
One for all　大丈夫だよ
All for one　心配ないさ
背中を押す光が　すぐそばにあるから
サビ...

A
朝起きたら無造作に置いてあった
変な色の　古びた掃除機
スイッチの近くに　汚い字の
注意書きが貼られてた
B
「嫌いなものを念じてください
　この掃除機が全部吸い込んであげます」
信じがたいけれど　ワクワクして
数学の教科書に向けてノズルを翳した...

花咲く私の空間を
飛び出して仲間のもとへ
触れたい次元は今どこに
わからないまま　このままで
見つめられ　仲間は評されて
望まずも　「目」に囲まれて
それならみんなで引き込もう
私たちのこの美術館（せかい）へ
「フツウ」に笑いたい　「フツウ」に泣きたい
「ホンモノ」になれる日を願い続けて...

くちゃくちゃ　ズタズタ　横行中
傷心　証明　独り酒
何かで満たそう　この穴を
心に空いた　黒い穴を
優しい笑顔と　低い声
完全犯罪　酔い潰れ
あなたが私の空白の
淡い期待を埋めてくれた
求めて　壊れて　愛に依存して
それでも　あなたが　いればいいわ...

明日の自分に伝えたいこと
昨日の自分から受け取ったこと
ゴールなど見えない遠い道のり
何回も　何度でも　転ぶけれど
つながなきゃいけない想いがある
つながなきゃいけない願いがある
※このタスキを　汗の滲んだタスキを
　どこかで待つ誰かに渡すまで
　まだ笑顔で　そのときまで笑顔で
　走り続けたい...

定規で測った自分の価値は
何度やったって表示は”０”で
誰かの基盤にアクセスしても
エラーばかりでさ
歩けば歩くほど　墓穴を掘って
これじゃどうしようもないじゃないか、神様
※今、僕はどこに居ますか？
　今、僕は何処で生きていますか？
　今、僕はどこに向かえば
　「正解者」になれるのですか？...

A
いつもじゃれ合ってふざけていたね
近所の公園　砂のステージ
私がいて　君がいる
そんな当たり前がそこにあって
A
ずっとおんなじの道を歩んで
どこかで見つけて笑い合ってた
毎日に　君がいる
そんな当たり前も知らなくって...