作品一覧
その他
オンガク
はぐれた花弁が沈んでいったのは既に昨日のことなのだ よ、と そしてその様を 笑顔で見送ったのは間違いなく 燃えた赤い火だけ。 一緒に沈んだ 真赤の時間。 見据えた太陽は優しい顔をしていながらも、 ただ枯れていく様を愉しげにわらう。 「君の命は輪廻する」 なんて、 今更な話は...
咲いた夏唄